スーパーマン リターンズ

スーパーマン リターンズ(2006/アメリカ)
原題: SUPERMAN RETURNS
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: ブライアン・シンガー
製作: ブライアン・シンガー/ギルバート・アドラー/ジョン・ピーターズ
製作総指揮: クリス・リー/トーマス・タル/スコット・メドニック
原案: ブライアン・シンガー/マイケル・ドハティ/ダン・ハリス
脚本: マイケル・ドハティ/ダン・ハリス
撮影: ニュートン・トーマス・サイジェル
キャラクター原案: ジェリー・シーゲル/ジョー・シャスター
プロダクションデザイン: ガイ・ヘンドリックス・ディアス
衣装デザイン: ルイーズ・ミンゲンバック
音楽: ジョン・オットマン
テーマ音楽: ジョン・ウィリアムズ
タイトルデザイン: カイル・クーパー
出演: ブランドン・ラウス/ケヴィン・スペイシー レックス・ルーサー/ケイト・ボスワース/ジェームズ・マースデン リチャード・ホワイト/フランク・ランジェラ ペリー・ホワイト/サム・ハンティントン ジミー・オルセン/エヴァ・マリー・セイント マーサ・ケント/パーカー・ポージー キティ・コワルスキー/カル・ペン スタン・フォード/ステファン・ベンダー/マーロン・ブランド (アーカイヴ映像)

『X-メン』『X-MEN2』では、ヒーローであるミュータントの悲哀、影の部分をかっこ良く描いてみせたB.シンガーが監督となった『スーパーマン リターンズ』には正直期待していた。今回のスーパーマン(B.ラウス)は5年ぶりに地球に戻ったところから話は始まっていく。地球に帰ってみると、憧れのロイス(K.ボスワース)は子持ちの婚約状態。ちょっと複雑になったヒーローとヒロインの関係は、キャラクターの内面描写が上手いと思っていたB.シンガーには持って来い!と期待していた。だが、スーパーマンの世界にそれは要らないと感じた。続編という制約という不利もあろうが、スーパーマンはB.シンガーのセンスが発揮できる世界ではない気がする。『X-メン』やサム・ライミが監督した『スパイダーマン』こそが、人間がヒーローである故に繊細な心情描写が必要なB.シンガー向きな題材だ。『X-メン』ではキャラクターのしぐさ、動きをクールに描いて見せてくれた。だが、スーパーマンの能力はスケールが大きすぎるため、むしろ雄大に描きさえすればいいのだ。B.シンガーのセンスはさほど必要とされない。『スーパーマン』シリーズは、C.リーヴや悪役レックス・ルーサーを演じたG.ハックマンの存在が大きすぎる。B.ラウスはC.リーヴをあまり意識せずキャスティングされたとは言ってるが、どう見ても意識してるだろう程外見イメージが似てるし、意識せざるを得ないと思う。これからスーパーマンのキャラクターを彼のイメージで作っていかなければいけない。ただ、本作ではクラーク時の演技にC.リーヴの方に余裕のようなものを感じた。これからである。レックスを演じたK.スペイシーは上手い役者であるが、監督、脚本の影響が大きいのだろうが、G.ハックマンのそれに比べ真面目に感じられた。とはいえ『スーパーマン4/最強の敵』から20年近く経ってからの映画公開。オープニングのテーマ曲は待ちに待った興奮であった。

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