ハッピーフライト

ハッピーフライト(2008/日本)
評価(お奨め度)★★★★★
監督: 矢口史靖
製作: 亀山千広
プロデューサー: 関口大輔/佐々木芳野/堀川慎太郎
エグゼクティブプロデューサー: 桝井省志
企画: 石原隆/小形雄二/島谷能成/中村光孝
脚本: 矢口史靖
脚本協力: 矢口純子
撮影: 喜久村徳章
特撮監督: 佛田洋
美術: 瀬下幸治
編集: 宮島竜治
音楽: ミッキー吉野
主題歌: フランク・シナトラ『カム・フライ・ウィズ・ミー』
記録: 松澤一美
照明: 長田達也
整音: 郡弘道
装飾: 秋田谷宣博
録音: 甲斐匡
助監督: 山口晃二
出演: 田辺誠一/時任三郎/綾瀬はるか/吹石一恵/田畑智子/寺島しのぶ/田中哲司/平岩紙/中村靖日/肘井美佳/森岡龍/正名僕蔵/藤本静/佐藤めぐみ/入山法子/長谷川朝晴/いとうあいこ/江口のりこ/宮田早苗/明星真由美/森下能幸/笹野高史/田山涼成/菅原大吉/竹中直人/木野花/ベンガル/小日向文世/柄本明/岸部一徳 高橋昌治

『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『歌謡曲だよ、人生は』の矢口史靖監督。こんなパニックものもいい。現実に起こりそうなレベルで、パイロットやキャビンアテンダント、更にはグランドスタッフや鳥をライフルで追っ払う係りの人(ベンガル)の姿を通して緊急事態の対処状況を描いていく。問題の起こる便はホノルル行き1980便。カウンターのグランドスタッフ木村菜採(田畑智子)がまず乗客の荷物等クレームに追われ、飛行機が嫌だと言い出す乗客まで出てくるという飛行機に乗客が乗り込んでしまうまでの苦労が勃発。荷物トラブルはそのままキャビンアテンダント田中真理(吹石一恵)への態度へと変わり、クレーム対応にてんやわんや。乗客のクレーム対応に追われる1980便の整備を行ったドック整備士()の整備道具ペンチ飛行機内に置き忘れた(実は見学に来ていた小学生に持って帰られたと後に判明)のではと大騒動になったり、バードパトロールが動物愛護団体による妨害を受けたために、飛び立つ1980便の周りに鳥が群がったりする。そしてトドメが日本へ引き返さざるを得ない機体トラブルが発生するのだ。色んな可能性ある要因、因果ある出来事が上手く散りばめられている。そんな1980便のフライトには、副操縦士・鈴木(田辺誠一)の機長昇格の最終訓練と、国際線初デビューの危なっかしいキャビンアテンダント斎藤悦子(綾瀬はるか)のドラマが絡むのだ。綾瀬はるかが主役のドラマだと思って楽しみにしていたのだが、彼女はそれ程メインを張らず登場人物の一人のような感じ。最近ではドラマ「JIN-仁―」でもとてもかわいい綾瀬はるかではあるが、その彼女をメインとしない群像劇仕立てが上手かった。そしてなんと言っても鈴木の昇格を試験する鬼教官(時任三郎)が魅力的だ。もちろん厳しいのだがクールで、肝心なところでは受験者の鈴木をサポートし見守る優しき大きさを併せ持つ。昼行燈なオペレーションディレクター(岸部一徳)のいざという時のやれる、統率力も魅力的である。時任三郎と岸部一徳の貫禄ある演技力が素晴らしかった。最後に、乗客との恋の予感に期待したのに、一連のトラブルで待ち合せに間に合わずがっくりする菜採の背後に現れる人影。誠意を持ってお仕事頑張る彼女に訪れる幸せの予感の演出も気に入った。F.シナトラの♪カム・フライ・ウィズ・ミー♪もチョーお洒落。頑張る人達を見ると力が湧いてくる。

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