ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 手塚昌明
製作: 富山省吾
プロデューサー: 山中和成
脚本: 手塚昌明/横谷昌宏
デザインワークス: 西川伸司
撮影: 関口芳則
視覚効果プロデュース: 小川利弘
美術: 瀬下幸治
編集: 普嶋信一
キャスティング: 斉藤謙司
音楽: 大島ミチル
VFXスーパーバイザー: 泉谷修
照明: 望月英樹
製作担当: 平山高志
操演: 鳴海聡
造形: 若狭新一
特技・撮影: 江口憲一
特技・助監督: 加藤晃
特技・照明: 斉藤薫
特効: 久米攻
特殊技術: 浅田英一
特美: 三池敏夫
録音: 斉藤禎一
助監督: 村上秀晃
特技・製作主任: 原田耕治
出演: 金子昇/虎牙光揮/吉岡美穂/小泉博/中尾彬/高杉亘/長澤まさみ/大塚ちひろ/中原丈雄/上田耕一/益岡徹/升毅/清水紘治/釈由美子

『戦国自衛隊1549』の手塚昌明監督による『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』に続くゴジラ監督作。『ゴジラ×メカゴジラ』に登場し、ゴジラとの闘いでダメージを負ったメカゴジラ“機龍”の修復状況から物語が始まる。モスラといえばインファント島の小美人、長澤まさみが演じている。これだけでも観た甲斐あった~。小美人は、ゴジラの骨で作った機龍は良くない。海に戻すべき。機龍が無くてもモスラが守ってくれるという。小美人は主人公の整備士・中條(金子昇)の叔父で言語学者の信一(小泉博)に42年前(1961年『モスラ』)において助けてもらったお礼に忠告に来たのだ。こんなこと忠告されても、私に国家プロジェクトを止めさせろというの?それにもっと早くに言ってくれないと。もう始まってるし・・、これがお礼?って感じだ。今までもモスラがゴジラに勝ったという印象はないし(今作でもモスラ単独ではゴジラは倒せない)、G細胞のとてつもない生命力を知ることになった今、手放しでモスラを信じようと言う訳にはいかないのが日本政府の取るべき立場だろう。だが、吉田戦車は「戦車映画」で言う。絵的にも物語的にも暗くなりがちな二大ゴジラに明るさを持ち込む。蛾と芋虫で不安な存在であるがいい存在感であると。まさにモスラはそんな存在だ。そして五十嵐総理大臣(中尾彬)はモスラの奮闘振りを見守っていたが、同志を放って置けないとして、ついに機龍を発進させる。マジンガーZにしてもゲッターロボにしても、宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダム、ヤッターマンのメカに至るまで発進というその瞬間は、溜め込んだ想いが噴出す興奮がある。このシーンこそかっこ良く、大袈裟に見せていいところだ。この発進シーンは素晴らしかった。そんな機龍を操縦するのが、生意気で自信満々なパイロットで整備士の中條と何かと対立する秋葉(虎牙光揮)だ。彼は威勢のよさだけで案の定、機龍を相乗不能に陥れる。そこで助けに行くのは日頃の慎重さとは逆に中條が機龍に乗り込み命を顧みず窮地を救うというもの。しかし、メンテナンス・ハッチが開かず脱出出来なくなる。ゴジラ、メカゴジラ機龍と共に滅するを決め海に沈むを覚悟し、作戦続行のため状況を隠す中條。そんな中條の覚悟の嘘を見抜き、開かなくなったハッチを機銃でぶっ飛ばすのが、ようやく活躍の吉岡美穂演じるヒロイン如月梓。前作ヒロイン家城茜(釈由美子)のようにヒロインにはもっともっと登場して欲しい。脱出しようという時機龍は中條に「SAYONARA YOSHITO」のメッセージを送る。前作から通してのテーマ、望まれない子・機龍の哀愁といったところだろうが、会話で人間と明確にコミュニケーションするというのは如何なものか。心で分かり合えれば充分だし深い趣が出るというもの。機龍の存在で語りたかったのは結局何だったのかは解りづらい。テーマをどう読みとるか。モスラを助けると言った五十嵐総理大臣。「我々が過ちに気付いた事が収穫」なんて台詞言うし、私に解りやすい本作のテーマは彼の言葉であり代弁者であった。

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