アウト・オブ・タイム

アウト・オブ・タイム(2004/アメリカ)
UNSTOPPABLE
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: デヴィッド・カーソン
製作: トム・ジェイコブソン/ボブ・ミシオロウスキー/ジム・ウェダ/ボアズ・デヴィッドソン
製作総指揮: ブラッド・ジェンケル/アヴィ・ラーナー/トレヴァー・ショート/ダニー・ディムボート/デヴィッド・ヴァロッド
脚本: トム・ヴォーン
撮影: ウォード・ラッセル
音楽: ルイス・フェブレ
美術: スティーヴン・ギーガン
編集: アラン・ジャクボヴィッツ/ジェレミー・プレスナー
出演: ウェズリー・スナイプス/ジャクリーン・オブラドース/スチュアート・ウィルソン/キム・コーツ/マーク・A・シェパード/アドウェール・アキノエ=アグバエ/ヴィンセント・リオッタ/デヴィッド・スコフィールド/ニコラス・アーロン/キム・トムソン/ジョー・ストーン=フューイングス/クリスチャン・ソリメノ/アンドリュー・プレヴィン

『ジェネレーションズ/STAR TREK』のD.カーソン監督が描くのはCIAが開発した自白剤“XE”を持ち出し私欲を満たそうとする裏切り者の局員サリバン(S.ウィルソン)の悪巧み。XEは幻覚をもたらし、誘導尋問により自白させることも、使い方によっては思いのままに操ることも可能。そのため、人を殺人マシーンにも変えることが出来る。現にサリバンは、警官エイミー(J.オブラドース)が逮捕したマクナブ(N.アーロン)が自供する前に始末するため民間人を使って殺させる。サリバンはXEを金に換えたい。その取引を成功させるために掴んでいる情報をXEによりFBI捜査官から聞き出そうと計画するものの人違いを犯してしまい、間違われたのがW.スナイプス演じる陸軍特殊部隊の退役軍人ディーン・ケイジで、一流俳優の大活躍と言うわけだ。XEを打たれ幻覚に惑わされながらも、肝心の情報は知ってる訳ではないので自白しないし、出来るわけもない。だが、人違いと分からないサリバン達はいつまでも情報を得られないで困惑。ディーンにも逃げられる。サリバンの部下ピーターソン(K.コーツ)達も情けなくディーンを逃がしてしまうし、再確保が出来ない。情報を聞き出さないといけないのに殺そうとしてしまってサリバンに怒られてばっかりのお間抜けさんである。この手の映画、いつも悪の大ボスはいつも自分がその殺人薬なりを逆に打たれて死ぬというパターンだが、本作も見事予想通りにサリバンもXEを打たれる。XEは神経をずたボロにし、解毒剤を打たなければ8時間後に死ぬという。もちろん解毒剤は簡単に手に入れさせないのが、悪の務めということで、事件も解決サリバンもここまでというときにXEと混ぜて分からなくする悪あがき。解毒剤とXEを良く似たカプセル容器としているCIAも訳分からんが、ごちゃ混ぜにする。前述通りその後サリバンもXEを打たれ自分でごちゃ混ぜにしてしまったものから形相を変えて慌てて探し始める。なんとサリバンは解毒剤を見つけるのだが、サリバンと恋仲のエイミーに分捕られ、それをディーンに打ってハッピーエンド。つまらん展開だ。
私ならこうする。サリバンがXEと解毒剤をごちゃ混ぜにし、短時間で解毒剤を探せなくしたのはいいとして、自分もXEを打たれ混合してしまったことに後の祭りで後悔する。でもディーンは、混合直前すんでのところで解毒剤を早技でしっかり手に握られていたというのでどうだろう。先に解毒剤を打ったディーンがまずリミットから解きはなれ、さらに慌て探し始めるといった感じの演出だ。これならどうだろう。
話は変わってXEを打たれてディーンは幻覚を見る。ディーンはボスニア紛争での過酷な体験に悩まされている。その時の任務中に敵に捕まり、エイミーの兄で戦友のスコット(C.ソリメノ)を相手の脅しのままに死なせてしまったことの悪夢となる記憶と交錯させるところについては、ありきたりの展開の中で工夫した部分ではあった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック