ゴジラVSモスラ

ゴジラVSモスラ(1992/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 大河原孝夫
製作: 田中友幸
プロデューサー: 富山省吾
脚本: 大森一樹
撮影: 岸本正広
美術: 酒井賢
編集: 米田美保
音楽: 伊福部昭
アクション: 薩摩剣八郎(ゴジラ)/破李拳竜(バトラ幼虫)
特技監督: 川北紘一
助監督: 三好邦夫
出演: 別所哲也/小林聡美/村田雄浩/米澤史織/小高恵美/宝田明/小林昭二/大沢さやか/今村恵子/篠田三郎/大竹まこと

『ゴジラVSキングギドラ』での戦いの後、海中に没していたゴジラが宇宙から飛来したバトラによって目覚める。モスラ登場、バトラ、ゴジラのバトルを描くのは『ヤマトタケル』『誘拐』の大河原孝夫監督で、本作の後ゴジラ・シリーズの『ゴジラVSメカゴジラ』『ゴジラVSデストロイア』『ゴジラ2000 ミレニアム』を 監督する。  
インファント島の妖精コスモスを演じ、1992年日本アカデミー賞新人俳優賞した大沢さやかと今村恵子は続いて『ゴジラVSスペースゴジラ』にも出演。小っちゃくて、声も加工してるように(二人ではもってるだけ?)聞こえるため、彼女達そのもののイメージ情報量が少なくなんとも言えないが、妖精を演じたくらいで日本アカデミー賞とは。新人俳優はこれという重要な役を演じさせてもらえないのだろうか。他の配役はというと、異変が続くインファント島に赴くトレジャーハンターの藤戸と別れた妻・雅子、丸友商事の安藤の3人が主要キャストといえるが、それぞれ、別所哲也、小林聡美、村田雄浩が演じる。コスモスを売り込み一儲けしようと考える藤戸は娘みどり(米澤史織)の求める父親像、正義感の間で心が揺れる。非難する雅子のあっさりユーモアを含んだ演技は、いかにも小林聡美らしいところ。モスラとゴジラ、バトラの戦いを通して、別居中であった藤戸一家が再生する物語。そして怪獣バトルの方は、三つ巴戦のような中、ゴジラにやられて怯んだバトラにモスラが話しかける。以後、モスラ、バトラのタッグチームでゴジラをやっつけるというストーリー。バトラは身を挺してゴジラを封じた。だが、コスモス曰くは、バトラの使命は21世紀に地球にやってくる隕石から守ることだったという。バトラは黒い蛾、黒モスラである。普通は悪役だろうと考えるがいい意味期待は裏切られた。バトラがいなくなった今地球を守るのはモスラだけになってしまった。モスラは隕石の軌道を変えるべく宇宙の彼方へ飛び立っていく。モスラ登場版はいつも、自己犠牲を伴いながらも地球を守るということがテーマ。と言いたいが、それは地球のためではなく人類のため。地球のことを考えるなら人工物はゴジラに壊してもらい、人間の力を弱めるべき?今回はゴジラ上陸が無くても日本には充分危機的状態だった。ユーラシア・プレートとフィリピン・プレートの会う海溝でゴジラとバトラが争いプレートを充分刺激した。本来ならプレート地震は必至。ゴジラがいなくなったからって安心は出来ない。

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  • 『ゴジラVSモスラ』(1992)

    Excerpt: シリーズ最大のヒットを記録したという<平成ゴジラ・シリーズ>の4作目。東宝の正月興行の記録も塗り替えたのだとか。 モスラの復活はかなり早い段階で検討されていたようで、当初は『VSビオランテ』の後.. Weblog: 【徒然なるままに・・・】 racked: 2009-07-12 21:37