宇宙戦争

宇宙戦争(2005/アメリカ)
WAR OF THE WORLDS
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作: キャスリーン・ケネディ/コリン・ウィルソン
製作総指揮: ポーラ・ワグナー
原作: H・G・ウェルズ
脚本: デヴィッド・コープ/ジョシュ・フリードマン
撮影: ヤヌス・カミンスキー
プロダクションデザイン: リック・カーター
衣装: ジョアンナ・ジョンストン
編集: マイケル・カーン
音楽: ジョン・ウィリアムズ
ナレーション: モーガン・フリーマン
出演: トム・クルーズ/ダコタ・ファニング/ティム・ロビンス/ジャスティン・チャットウィン/ミランダ・オットー/ダニエル・フランゼーゼ/ジーン・バリー/アン・ロビンソン/リック・ゴンザレス

H・G・ウェルズの同名原作を映画化した1953年『宇宙戦争』のリメイク。今回のTV放映は劇場鑑賞後4年ぶりの再鑑賞となる。宇宙人を倒すウィルスがコンピューターウィルスである『インデペンデンス・デイ』、音痴な歌声がウィルスの代わりになり宇宙人を倒す『マーズ・アタック!』も同じくリメイクであるが、『マイノリティ・リポート』のS.スピルバ-グ監督、T.クルーズ主演の本作は捻り無しの真面目なリメイクだ。その分迫力なり宇宙人の侵略兵器などの描写には追求が見られる。シールドに守られた侵略兵器によるスケールの大きい破壊力を持った攻撃描写は恐ろしさを感じる。とはいってもこれまでのS.スピルバーグのSF映画ならではのデザイン及び雰囲気である。特に、娘であるレイチェル(D.ファニング)を守りながら逃げるレイ・フェリエ(T.クルーズ)、オギルビー(T.ロビンズ)が侵略者である宇宙人から身を隠し逃げる場面も恐くないとは言わないが、『エイリアン』程のスリルは味わえない。2005年放送映画批評家協会賞若手女優賞をD.ファニングが受賞はしているものの絶叫を含めた彼女の本作での演技はそれほど上手いとは感じなかった。H・G・ウェルズ原作のこの物語の核は、なんといっても人類が抵抗しようのない強大な敵、脅威の科学力を持つ宇宙人に地球がいよいよ侵略されようという時、それを阻んだのは目にも見えない微生物だったというブラックでありながら自然の本質を突いている部分である。もっともっとその部分のもったいぶった強調が欲しかった。
メアリー(M.オットー)とは離婚し、たまに会うことの出来るレイチェルや息子ロビー(J.チャットウィン)との付き合いにしっくり行かずどこか疎遠なことを抱えているレイの親子関係の再生の物語だったはずなのに、宇宙人から逃げることを描くのでいっぱいでそんなことはどうでもよくなったかの映画であるのが残念である。

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