ゴジラVSビオランテ

ゴジラVSビオランテ(1989/日本)
評価(お奨め度)★★★★
監督: 大森一樹
製作: 田中友幸
プロデューサー: 富山省吾
原案: 小林晋一郎
脚本: 大森一樹
撮影: 加藤雄大
特殊効果: 久米攻/渡辺忠昭
美術: 育野重一
造型: 安丸信行/品田冬樹
編集: 池田美千子
音楽: すぎやまこういち
テーマ曲: 伊福部昭
アクション: 薩摩剣八郎(ゴジラ)/竹神昌央(ビオランテ)
特技・撮影: 江口憲一
特技・操演: 松本光司
特技・美術: 大沢哲三
特技監督: 川北紘一
出演: 三田村邦彦/田中好子/高嶋政伸/峰岸徹/高橋幸治/小高恵美/金田龍之介/中田博久/上田耕一/佐々木勝彦/鈴木京香/豊原功補/相楽晴子/デーモン小暮閣下/ハント敬士/ 沢口靖子/久我美子/永島敏行

この後『ゴジラVSキングギドラ』も監督した大森一樹による平成ゴジラ・シリーズの第一弾。自衛隊特佐・黒木を演じた高嶋政伸は1990年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。余程この年に新人がいなかったのだろうが、この演技で受賞できるとは日本アカデミーも甘い。1984年『ゴジラ』にも出ていた沢口靖子による白神博士の娘・英理加役の演技に比べればかなりましではあるが・・・。平成ともなればSFも科学進歩のためにまんざら絵空事ではないかのように描けるようになって来た。生命力、回復力の強いG細胞。強いゴジラの細胞のことである。確保されたゴジラ細胞により夢の植物を開発しようという白神・遺伝子工学博士(高橋幸治)。このG細胞がバイオ・メジャーなる組織に狙われ、研究所が破壊された時に英理加を殺されてしまう。失意の中再びG細胞を手に入れた白神博士はバラとG細胞、そして英理加の遺伝子を融合、とてつもない生物ビオランテを作り上げてしまった。ゴジラに対抗する手段もだいぶ理屈っぽくまんざら頓珍漢な技術ではない、桐島(三田村邦彦)らが開発した抗核バクテリア。黒木特佐が指揮をするスーパーXもなかなかゴジラ対策法として頑張っていた。ビオランテはその設定も無理なく受け入れることの出来た植物怪獣で面白い発想となっていた。だが一方で、未希(小高恵美)という超能力者は、存在なくてもいっこうに構わないキャラであった。
怪獣騒ぎも一応収まった後、意外としょぼい企業スパイもやっつけてしまって、事を終えた桐島は「とりあえず帰ってベッドで寝たい」と言ったところ、恋人の大河内明日香(田中好子)は以前からのプロポーズに「ついていく」と答えた。ベッドについていくとも取れるちょっと悩ましい返答だった。

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  • 『ゴジラVSビオランテ』(1989)

    Excerpt: 『エイリアン』に対する『エイリアン2』のような、一つの転回点になった作品。 関東地方と関西地方を縦横無尽に移動する冒険活劇で、ひょっとするとシリーズ最高傑作かも?などと秘かに思っていたりもする。 .. Weblog: 【徒然なるままに・・・】 racked: 2009-07-04 23:43