テイラー・オブ・パナマ

テイラー・オブ・パナマ(2001/アメリカ/アイルランド)
THE TAILOR OF PANAMA
評価(お奨め度)★★★★
監督: ジョン・ブアマン
製作: ジョン・ブアマン
製作総指揮: ジョン・ル・カレ
原作: ジョン・ル・カレ「パナマの仕立屋」集英社刊
脚本: アンドリュー・デイヴィス/ジョン・ブアマン/ジョン・ル・カレ
撮影: フィリップ・ルースロ
美術: デレク・ウォラス
衣装: メーヴ・パターソン
編集: ロン・デイビス
音楽: ショーン・デイヴィ
共同プロデューサー: キーバン・バーカー
出演: ピアース・ブロスナン/ジェフリー・ラッシュ/ジェイミー・リー・カーティス/レオノア・バレラ/ブレンダン・グリーソン/ハロルド・ピンター/キャサリン・マコーマック/ダニエル・ラドクリフ/ローラ・ブアマン/デヴィッド・ヘイマン ラックスモア/ジョン・フォーチュン/マーティン・サヴェッジ

映画化された『ナイロビの蜂』の原作者でもある“パナマの仕立屋”のJ.ル・カレが脚本したそうであるが、映画を観終わって思うことは、原作は面白そうだということ。仕立屋ハリー(G.ラッシュ)が仕立てるのは服だけではなく、運河を政府が売却するという情報である。情報工作の方は、スケコマシのMI-6諜報員アンディ(P.ブロスナン)により無理に仕立てさせられたわけで、決して上手い仕立てでは無かった。妻ルイーザ(J.L.カーティス)や息子マークや娘サラ(L.ブアマン)と幸せな暮らしを営む一方、経歴詐称、多額の借金という秘密があった。アンディに弱みを握られ、あらぬ事を語り始めるハリーは実に可哀想で、ヒッチコックのあの有名な映画と同じ題名にしてもいい位災難が続く。もちろんタイトルは『ハリーの災難』。ハリーの語る夢想は、パナマ政府が運河を売却し、その利権を各国が狙っているというとんでもない話。アンディの要らぬ情報操作も加わり、地下組織もこれにかんでいることに・・。これを信じた英米国はパナマ攻撃に向かう。事態は軍隊まで出動させる一触即発の状態となる。資金繰りが滞り首が回らなくなった男と首になりかけの喉から手が出るほど特ダネの諜報が欲しい必要経費を機にせず行動できるイギリス諜報員が組んだが故に巻き起こるブラックな騒動がとても面白いストーリーだ。なのに危機感があまり伝わってこなかったのは非常に残念であった。あれだけの騒動を巻き起こしたハリーに和やかな家族の朝食を作らせておいていいのでしょうか。
マークを演じたD.ラドクリフはシリーズも第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』と続きで今では大きく成長した『ハリー・ポッターと賢者の石』のポッターである。また『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』での奇妙なゴーグルした男マッドアイ・ムーディを演じたB.グリーソンがハリーの友人で、夢想の中の革命党リーダーのモデルとなり、最後は自殺に追い込まれるこれまた可哀そうなミッキー・アブラクサスを演じた。一方、サラを演じたL.ブアマンは監督J.ブアマンの娘で、監督の作品に出るのは一家の伝統だそうだ。

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