陰日向に咲く

陰日向に咲く(2008/日本)
評価(お奨め度)★★★★★
監督: 平川雄一朗
製作: 島谷能成/小杉善信/見城徹/藤島ジュリーK./西垣慎一郎/磯野久美子/古屋文明/安永義郎
プロデューサー: 樋口優香
エグゼクティブプロデューサー: 市川南/奥田誠治/塚田泰浩
協力プロデューサー: 神蔵克/小玉圭太/原藤一輝
企画・プロデュース: 川村元気/佐藤貴博
原作: 劇団ひとり『陰日向に咲く』(幻冬舎刊)
脚本: 金子ありさ
撮影: 中山光一
美術: 磯田典宏
衣裳: 高橋さやか
編集: 今井剛
音楽: 澤野弘之
音楽プロデューサー: 北原京子
主題歌: ケツメイシ『出会いのかけら』
VFXスーパーバイザー: 小坂一順
スクリプター: 鈴木一美
ラインプロデューサー: 鈴木嘉弘
照明: 中須岳士
装飾: 松本良二
録音: 深田晃
助監督: 井上雄介
出演: 岡田准一/宮崎あおい/伊藤淳史/平山あや/緒川たまき/本田博太郎/北見敏之/山本龍二/根岸季衣/生田智子/堀部圭亮/池内万作/戸田昌宏/近藤公園/平岩紙/諏訪雅/浜田学/増本庄一郎/岩田丸/木幡竜/松岡恵望子/鈴木アキノフ/菅谷大介/佐野夏芽/澤純子/西田敏行/塚本高史/三浦友和

群像劇の採点はいつも甘くなる。それもそれぞれのキャラクター上手く繋げたと感じられたらそれだけで満足。その上で、原作、脚本の役割責任が大きくなる。同名原作者の劇団ひとり、お笑い芸人としての評価が私の中では停滞気味だったが、この本を著したことの評価が高く加わった。ギャンブル壁に悩むシンヤ(岡田准一)。シンヤに偶然出会い、母・鳴子(宮崎あおい)がストリップ劇場で漫才をやっていた時のコンビの相方・雷太(伊藤淳史)を探している寿子(宮崎あおい)。鳴子が恋焦がれる気持ちも分からずヌードダンサー・ジュピター(緒川たまき)にしか目がいかず結局芸人を辞めてしまった雷太。息子と上手くいかず孤独な生活に嫌気が差して、ホームレスのモーゼ(西田敏行)の生活に憧れその輪に入っていくエリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)。ギャンブルの返済金に悩むシンヤは俺おれ詐欺をしようとして電話をかけるも相手にされない。ある一人暮らしのおばあさんが息子からの電話と応対してくれる。金を用意すると言ってくれていたのだが、体調が悪くても入院するお金も無いようである。シンヤはやさしいそのおばさんに2年前に無くなった母を重ねるのだった。そのおばあさんは食うも食わず亡くなった。アパートに行ってみると50万を用意してくれていた。その傍らにはモーゼの姿。つまりおばあさんはジュピターだったのだ。ジュピターの行方を頼りにそこに現れる寿子はついに雷太つまりモーゼと出会う。そこで初めてかつて相方だった鳴子の気持ちを知る雷太。弁護士の寿子には父親に相談することを進められていたシンヤはジュピターとの出会いを通して父親に会い、これまでのことを謝ろうと決意する。父親であるリュウタロウに・・。凄く心温まる繋がりだ。もう一つ話がある。アキバ系アイドルみゃーこ(平山あや)を応援するゆうすけ(塚本高史)等オタク三人。写真集発売記念写真会には3人しか来ていなかった。みゃーこを傷付けない配慮と応援を施すゆうすけ。みゃーこはゆうすけが先に語っていた小学校時代の初恋の子だった。みゃーこもネットでいつも励ましてくれるのがゆうすけで小学校の時、自分を追いかけてくれたゆうすけだと知る。ほんと上手く繋がらせ関係させている。お互いにどこかサポートし合っているというのが優しく心に響く。各話を繋ぐ台風を象徴する黄色い傘。その他鳴子のスカートにシンヤの鞄。黄色いアイテムが所々に出てくる。赤でも青でもない中途半端な色として使われているのだろう。スクールカラーでもあり、子供をイメージする黄色はしっかり行動出来ないことを表している。そんなキャラクターだからこそ頑張って欲しいと優しく見つめてしまう。

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