マトリックス

マトリックス(1999/アメリカ)
THE MATRIX
評価(お奨め度)★★★★★
監督: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
製作: ジョエル・シルヴァー
共同製作: ダン・クラッチオロ
製作総指揮: バリー・M・オズボーン/アンドリュー・メイソン/アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー/アーウィン・ストフ/ブルース・バーマン
脚本: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
撮影: ビル・ポープ
特撮監修: ジョン・ゲイター
美術: オーウェン・パターソン
衣裳: キム・バレット
編集: ザック・ステーンバーグ
カンフーコレオグラファー: ユエン・ウーピン
音楽: ドン・デイヴィス
出演: キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィーヴィング/グロリア・フォスター/ジョー・パントリアーノ/マーカス・チョン/ジュリアン・アラハンガ/マット・ドーラン/ベリンダ・マクローリー/レイ・パーカー/ポール・ゴダード/ロバート・テイラー

ウォシャウスキー兄弟監督による記念碑的映画はドッカーンとブレイク。彼ら初監督作『バウンド』もその能力の片鱗が見える。久々の監督作『スピード・レーサー』も早く見んといけんと思っている。本作をTV放映が目に付いたのが既に始まっていたために、DVDで最初から鑑賞。また観てしまう私は、映画好きでは片付かない病気の域に入っているかもしれない。そんなこんなでまたまた今回もコメントは以前のものをそのまま使う。
コンピューター社会の果てにある近未来は、マトリックス。モーフィアス(L.フィッシュバーン)のくれた赤いピルがうさぎの穴の奥の夢のような冒険にいざなってくれる。現実の世界でも人間の神経回路とコンピューター回路の接続研究等が進んでいるが、仮想現実の世界をこれに結びつけることが凄い。『イグジステンス』や『13F』も仮想現実を人間の脳神経に直結させることの出来るシステムが存在するという設定から考えられる物語を描いていた。しかし、さらに『マトリックス』は人間がAIを得た後のコンピューターによる支配、つまり『ターミネーター』的要素を加えているのが素晴らしい。『マトリックス レボリューションズ』ではメアリー・アリスが演じた預言者オラクル。『マトリックス リローデッド』が遺作となったG.フォスターが演じたオラクル等のコンピューター内の擬人化が面白い。そんなマトチックス外のうさぎの穴の向こうの不思議の国は人間が家畜のようにコンピューターに飼われる世界なのだ。もはや現実の世界に街は存在しない。太陽光の届かない暗闇の中でホバークラフト・ネブカドネザルのみが自由を手にした人間の唯一の住処である。人類最後の街ザイオンをめぐるコンピューターとの攻防、救世主の存在を信じ、捜し求める戦いが仮想空間ならではのアクションで繰り広げられる。救世主ネオを演じるK.リーヴスの堅い動きもウォシャウスキー兄弟の映像トリックで問題なく、むしろかっこよく描かれる。コンマ何秒の世界も覗くことが出来るし、その表現力に感服。コンピューター間を自由に移動できる悪役ボスエージェント・スミス(H.ウィーヴィング)を始め、モーフィアスのサングラスがめちゃクール。トリニティ(C.アン・モス)のブラックスーツ姿とワイヤーアクションは必見。受賞の方は1999年アカデミー賞視覚効果賞、音響賞、音響効果編集賞、編集賞、同年英国アカデミー賞音響賞、特殊視覚効果賞。2000年MTVムービー・アワード作品賞、男優賞(K.リーヴス)を獲得している。

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