単騎、千里を走る。

単騎、千里を走る。(2005/中国/日本)
千里走単騎
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: チャン・イーモウ/降旗康男(日本編監督)
製作: ビル・コン/シュー・ジェン/チャン・ウェイピィン
プロデューサー(日本パート): 森重晃/山田健一/菊池淳夫
原案: チャン・イーモウ/ヅォウ・ジンジー/ワン・ビン
脚本: ヅォウ・ジンジー
撮影監督: ジェオ・シャーディン/木村大作(日本パート)
美術(日本パート): 若松孝市
編集(日本パート): 川島章正
音楽: ガゥオ・ウェンジィン
照明(日本パート): 斉藤薫
録音(日本パート): 斉藤禎一
助監督(日本パート): 宮村敏正
出演: 高倉健/寺島しのぶ/リー・ジャーミン/チュー・リン/ジャン・ウェン/ヤン・ジェンボー
声の出演: 中井貴一

『初恋のきた道』『あの子を探して』『HERO』『LOVERS』『王妃の紋章』のZ.イーモウ監督。黙して語る高倉健が主人公・高田剛一を演じる。高田は長年息子・健一(中井貴一)と疎遠だったのだが、突然、息子の嫁の理恵(寺島しのぶ)から健一が重病で余命がない事を知らされる。民族学者だった息子がやり残したことを自分がやってやると意を決して行動する物語。その仕事は中国の俳優リー・ジャーミン(リー・ジャーミン)の演技をビデオに収め研究することだった。言葉も話せないのに単身中国に渡ったのだが、行ってみるとリーは投獄されていた。演技を望んだが、我が子ヤン・ヤン(ヤン・ジェンボー)と分かれての境遇を悲しみ演じることが出来ないリー。どうしてもビデオを撮りたい高田はヤン・ヤンを連れてきてリーに会わせようとする。ヤン・ヤンを訪ね、チュー・リン(チュー・リン)、 ジャン・ウェン(ジャン・ウェン)にガイドを強要し旅をする。ヤン・ヤンに出会ってからは父に会いに行くことを拒むヤン・ヤンに執拗にとりつきビデオを撮る。ウンコをしているヤン・ヤンを嫌がっているのに撮りまくる。自己中な高田の行動には疑問を感じる。だが、高田の事を思う村人達はやさしい。嫌がるヤン・ヤンを懸命に説得しようとする。結局ヤン・ヤンの気持ちを理解した高田は父親に会わすことを諦め、再度リーに会いに行く。そこでは高田のために演技をする覚悟をしたリーに対し、強要はしないと伝える高田。高田は撮りまくったヤン・ヤンの写真を見せる。嫌がられながらも撮っていた写真も含まれるが息子を想うリーには涙の贈り物だった。感謝の気持ちを持ってリーは“単騎、千里を走る。”を踊り演じる。リーをはじめガイド、村民中国の人と接して優しさを知る高田。強引さがなくなり一回り丸くなった高田の成長記。最近聞こえてくる中国の人の偽装等の問題の中、そんな人ばかりではないことは分かっている。中国人の温かみを感じさせてくれる優しい本作はいかにもZ.イーモウという映画。

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