X-ファイル ザ・ムービー

X-ファイル ザ・ムービー(1998/アメリカ)
THE X-FILES: THE MOVIE
評価(お奨め度)★★★★
監督: ロブ・ボウマン
製作: クリス・カーター/ダニエル・サックハイム
脚本: クリス・カーター
撮影: ウォード・ラッセル
音楽: マーク・スノウ
出演: デヴィッド・ドゥカヴニー/ジリアン・アンダーソン/ジョン・ネヴィル/ウィリアム・B・デイヴィス/マーティン・ランドー/ミッチ・ピレッジ/ジェフリー・デマン/ブライス・ダナー/テリー・オクィン/アーミン・ミューラー=スタール/ルーカス・ブラック/グレン・ヘドリー/ディーン・ハグランド/ブルース・ハーウッド/トム・ブレイドウッド

『サラマンダー』『エレクトラ』のR.ボウマン監督。彼が監督してきたTVシリーズ「X-ファイル」の劇場版映画。超常現象を真面目にFBI捜査官が調査するということでは画期的なストーリー。宇宙人や未知生命体の存在と政府の陰謀を絡めたミステリアスさが面白い。UFOやUMAの正体をはっきり明かしてしまうと、膨らむ想像はそこで終わり。こんなクリーチャーが犯人だったかで終わるのだ。だが「X-ファイル」はそんな風に簡単には納めず、事件を解決させないことでリアリティを残したまま嘘だと思わせないようとする。そこが上手いのだが、全てが明らかになるとのキャッチコピー故にこの映画はこれまでと違う作り方をせざるを得ない。
X-ファイル課が閉鎖となり、他部署に回されたフォックス・モルダー捜査官(D.ドゥカヴニー)とダナ・スカリー捜査官(G.アンダーソン)がkスランプから映画はスタートする。今回も妹は宇宙人にさらわれたと考えるモルダーと科学により現実を把握しようとするスカリーの名コンビで謎のウィルスを追跡していく。テキサス州のある穴に入った少年(L.ブラック)が死んだのもこのウィルスのせいだった。モルダーの父の同僚だったというカーツウェル(M.ランドー)は秘密機関の陰謀だと言う。蜂によるウィルスの媒介研究。南極にあった秘密の研究施設に辿り着く。そこには秘密組織と地球外生命との契約があった。エイリアンが登場し、原始人を襲ったり、寄生したりしているのだが、その姿はあまりはっきりとは示されない。『エイリアン』のようにキャラクター・デザインを見せつけるのではなく、チラ見によるミステリアス性を大事にしている。最後に氷の中に閉じ込められていた円盤が飛び立っていく。コンラッド・ストラグホールド(A.M.スタール)やウェル・マニキュアード・マン(J.ネヴィル)、シガレット・スモーキング・マン(W.B.デイヴィス)らミステリアスなキャラクターがだいぶ明らかになっていくがこれは仕方のないこと。それにしてもA.M.スタールらは適役である。
モルダーとスカリーのもどかしい関係が進展することも期待の一つである。今作では二人のキスシーンがあるということであったが、すかされたようなキスだった。蜂に刺されて重体のスカリーは南極に連れ去られ、ウィルスに侵されつつあった。そんなスカリーを救い出しての人工呼吸の形をとったキス。「だました」という意味ありげなセリフをスカリーに言わせてはいたが、予想はしていたものの期待する進展はなし。

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