インビジブル

インビジブル(2000/アメリカ)
HOLLOW MAN
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: ポール・ヴァーホーヴェン
製作: アラン・マーシャル/ダグラス・ウィック
製作総指揮: マリオン・ローゼンバーグ
原案: ゲイリー・スコット・トンプソン/アンドリュー・W・マーロウ
脚本: アンドリュー・W・マーロウ
撮影: ヨスト・ヴァカーノ
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
出演: ケヴィン・ベーコン/エリザベス・シュー/ジョシュ・ブローリン/キム・ディケンズ/ジョーイ・スロトニック/メアリー・ランドル/グレッグ・グランバーグ/ローナ・ミトラ

『トータル・リコール』『氷の微笑』『ショーガール』のP.ヴァーホーヴェン監督。彼の監督作『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』は好きな映画である。そんなP.ヴァーホーヴェンによる本作は、ビジュアルの面ではCGを駆使して素晴らしく創っている。TVによりまたまた再鑑賞。途中からながら三回目である今回は私が以前に記載したコメントを引用させて頂く。人体が透明化する過程を上手く描写する。しかし、柳田理科雄氏は書籍でアメリカ軍のプロジェクトとしては裸にならないと姿を消すことが出来ないこの研究は、シベリアでもベトナムでもイラクでも任務を遂行する手段となり得ないためお粗末であると指摘していた。確かにその通りである。これまで透明人間をテーマに映像化してきたものに見られた、透明人間が持つことによって物体が空中浮遊しているように見せて遊んでみるといった事はこの映画には無かった。しかーしである。今回、透明人間になるのは国家機密で行っているような研究のトップ研究者である。そんなインテリジェントな人間が透明になってすることが、寝ている女性の胸を触ったり、子供を驚かしたり、まるで志村けん扮するバカ殿がやりそうな低レベルのことばっか。透明になり、誰にも見られることが無くなったとき、邪悪な心が支配的になるというコンセプトはいいと思う。それにまあ、男っていうのは所詮そんなもんかもしれないが、もっと高レベルの悪事を行って欲しかった。透明人間セバスチャン(K.ベーコン)は火炎放射で燃やされても殴られても高圧電流を食らってもくたばらず、ついには不死身のターミネーターになっている。透明であれば、いいことばかりではないはず。単に化け物にするんじゃなくて、人と違ったところに位置することの孤独な面など哀愁といったものも表現して欲しかった。とにかく、この映画で得たことは悪い奴には余計な能力を持たすんじゃないということ。
松本人志の「シネマ坊主」でもセバスチャンの行動次元が低いということと、CGが素晴らしかった等が書かれている。透明になっていくところはもちろんのこと、透明から元に戻る時のCGが凄いと。本作は透明になる技術は開発されていて、後は元に戻れるようにするだけというところから映画は始るのだが、透明なゴリラが次第に姿を現すのに驚いたそうだ。確かに薬が血管を通って体中の組織に行き渡ってビジブルになっていく様子はCGもここまで来たかという感じ。

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