プライドと偏見

プライドと偏見(2005/イギリス)
PRIDE & PREJUDICE
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: ジョー・ライト
製作: ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/ポール・ウェブスター
製作総指揮: ライザ・チェイシン/デブラ・ヘイワード
原作: ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
脚本: デボラ・モガー
撮影: ロマン・オーシン
プロダクションデザイン: サラ・グリーンウッド
衣装デザイン: ジャクリーン・デュラン
編集: ポール・トシル
音楽: ダリオ・マリアネッリ
出演: キーラ・ナイトレイ/マシュー・マクファディン/ドナルド・サザーランド/ブレンダ・ブレシン/ロザムンド・パイク/ジュディ・デンチ/サイモン・ウッズ/ルパート・フレンド/トム・ホランダー/クローディー・ブレイクリー/ジェナ・マローン/キャリー・マリガン/タルラ・ライリー/ケリー・ライリー/ピップ・トレンス

監督のJ.ライトは本作で2005年英国アカデミー賞新人賞を受賞。ジェーン・オースティンの文芸作品「高慢と偏見」を映画化したものだが、かの『ブリジット・ジョーンズの日記』の原作も「高慢と偏見」を現代風にアレンジしたものだということを、本作を観終わった後色々調べていて知った。『ブリジット・ジョーンズの日記』のヒュー・グラントが演じた一見見栄えのする適当人間の上司に、次第に誠実な人間だと分かって、ブリジット(レニー・ゼルウィガー)と結ばれるコリン・ファース演じる弁護士、これら三人は、本作の中にも同じような登場人物が存在する。それは、主人公、K.ナイトレイ演じるエリザベスと、R.フレンド演じるパッと見カッコのいいウィッカム、そして最初はプライドが高く鼻もちならない男と思われたM.マクマファデンが演じたダーシーの三人だ。最初はいい感じの男と思われたウィッカムは、実際はウソつきで、不誠実にもエリザベスの妹リディア(J.マローン)をだまして駆け落ちするような男だった。一方、ダーシーはエリザベスに惹かれてからは誠実に彼女に応え見守っていく。それに気付いたエリザベスとダーシーは結ばれるのだ。だが、『ブリジット・ジョーンズの日記』には女性の姉妹がずらりといったところはない。『若草物語』や『細雪』のような姉妹、姉妹した世界もこの話の特徴であると思われる。18世紀終わりになる頃の話だが、女性には相続権がないのだ。Mr.ベネット(D.サザーランド)の子供は長女ジェーン(R.パイク)を始め5人とも全て女性。そのため、近縁の男コリンズ(T.ホランダー)が相続することになるのだという。限定相続という厳しい制度があったようである。そんなことをわきまえて来るコリンズをスパッと切り捨て断るエリザベスはやはり、この時代にあって先をゆく魅力あるヒロインだ。女にしても男にしても、異性に魅かれ求めるのはいいが、しがみつくのはみっともない。

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