嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生(2006/日本)
評価(お奨め度)★★★★
監督: 中島哲也
プロデューサー: 石田雄治/佐谷秀美
エグゼクティブプロデューサー: 間瀬泰宏/小玉圭太
原作: 山田宗樹『嫌われ松子の一生』(幻冬舎文庫刊)
脚本: 中島哲也
撮影: 阿藤正一
美術: 桑島十和子
編集: 小池義幸
振付: 香瑠鼓
音楽: ガブリエル・ロベルト/渋谷毅
音楽プロデューサー: 金橋豊彦
CGディレクター: 増尾隆幸
VFXプロデューサー: 土屋真治
スクリプター: 長坂由起子
スタイリスト: 申谷弘美
テーマソング: BONNIE PINK『LOVE IS BUBBLE』
ビジュアルエフェクト: 柳川瀬雅英
ヘアメイク: 佐藤光栄
照明: 木村太朗
整音: 太斉唯夫
製作統括: 宮下昌幸/近藤邦勝/細野義朗/島谷能成/見城徹
録音: 志満順一
助監督: 吉見拓真/武正晴
出演: 中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子/黒沢あすか/柄本明/木村カエラ/蒼井そら/柴咲コウ/片平なぎさ/本田博太郎/ゴリ(ガレッジセール) /榊英雄/竹山隆範/谷原章介/甲本雅裕/キムラ緑子/角野卓造/阿井莉沙/宮藤官九郎/谷中敦/劇団ひとり/大久保佳代子(オアシズ) /BONNIE PINK/濱田マリ/武田真治/木野花/荒川良々/渡辺哲/山本浩司/AI/山下容莉枝/土屋アンナ/山田花子/あき竹城/嶋田久作/木下ほうか/奥ノ矢佳奈

2006年日本アカデミー賞主演女優賞(中谷美紀)、音楽賞(渋谷毅/ガブリエル・ロベルト)、編集賞(小池義幸)、同年日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞(中谷美紀)、ベスト10の6位受賞。『下妻物語』『パコと魔法の絵本』の中島哲也監督。『パコと魔法の絵本』はまだ観ていないので分からないが、宣伝からは映像はカラフルであるのは間違いなさそうだ。『下妻物語』がそうであったように絵的表現は斬新である。中谷美紀が演じる川尻松子が不器用な故にどこまでも落ちていく不遇で壮絶な人生のお話。だが、面白い映像表現とミュージカルのような演出。用いられるポップな音楽により幻想的な仕上がりになっている。今NHK「篤姫」小松帯刀役で話題の瑛太が松子の甥・ 川尻笙となり、松子の生涯をなぞっていく。本当に不幸な人生。病弱の妹・久美(市川実日子)を気遣う家族からの愛を欲する松子。そんな松子は人恋しさは人一倍だったといえる。そのため、どんなにひどい目にあわされても八女川(宮藤官九郎)らひものような男にもしがみついてしまうのだろう。転落人生の始まりといえる教師時代の窃盗事件。窃盗犯人となってしまった松子だったが、やはり教え子であった龍洋一(伊勢谷友介)が窃盗していたことを告げられる。なのに龍にもしがみつくのである。目にあざを作るようなDVを受けてもである。
言われるがまま危ない橋も渡り、死ぬところまで行った龍に突き放された後、希望を失った身なりも気にしないジャンキーな生活に落ちていく。丸々太った体には違和感を感じたがユニークでもあった。最後、注意した子供に撲殺されるシーンもドリーミーな演出。途中松子がソープランド嬢として成績を上げていくところはBONNIE PINKの♪LOVE IS BUBBLE♪が、刑務所生活のシーンは♪What Is A Life♪が流れるミュージカル。辛い場面こそ面白く描いている。人は辛すぎると笑ってしまうことがある。この映画はそんな状況において遠慮なく笑うことを許す 映画だ。

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