コラテラル・ダメージ

コラテラル・ダメージ(2001/アメリカ)
COLLATERAL DAMAGE
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: アンドリュー・デイヴィス
製作: デヴィッド・フォスター/ピーター・マクレガー=スコット/スティーヴン・ルーサー
製作総指揮: ホーク・コッチ/ニコラス・メイヤー
原案: ロナルド・ルース/デヴィッド・グリフィス/ピーター・グリフィス
脚本: デヴィッド・グリフィス/ピーター・グリフィス
撮影: アダム・グリーンバーグ
編集: ドヴ・ホーニグ/デニス・ヴァークラー
音楽: グレーム・レヴェル
出演: アーノルド・シュワルツェネッガー/イライアス・コティーズ/フランチェスカ・ネリ/クリフ・カーティス/ジョン・レグイザモ/ジョン・タートゥーロ/シェリー・マリル/ハリー・レニックス/リンゼイ・フロスト/ジュー・ガルシア/タイラー・ガルシア・ポジー/リック・ワーシー/レイモンド・クルツ/ジェーン・リンチ

TV放映で再鑑賞。これも以前のコメントでちょっぴり楽をしよう。コラテラル・ダメージとは大義のための犠牲をいう。2001年9月11日の貿易センタービル崩壊という事件により公開が延期された映画。確かに生々しく写るだろうし、被害者及び関係者には耐えられない映画である。しかし、コロンビアのテロリストであること、テロ行為によって妻子の命を奪われた消防士ゴーディー・ブルーアーを演じるA.シュワルツェネッガーVSテロ組織のボス“ウルフ”を演じるC.カーティスという個人的な戦いであるように感じる。というのもウルフのテロ活動に至る原因は娘の命を奪われたことによる。家族愛が強調され、私には『フェイス・オフ』がだぶる。①主人公は悪役ボスに息子を殺され(本作では妻も殺されるが)、対決。②敵ボスにも妻子がいる上、その妻子とは敵味方を抜きにした人間的な接触。③敵妻子は二人とも死に、残された子供を引き取る(本作でも引き取るだろう終わり方)。一方、9.11とダブったのは『マーシャル・ロー』の方。貿易センタービル駐車場爆破、テロ組織がイスラム原理主義者であった『マーシャル・ロー』の方が生々しい。ゴーディーに協力していたと思われていたウルフの妻セリーナが爆破テロを夫と共に実行しようとしていたというのが本作のどんでん返し。ウルフとセリーナ(F.ネリ)が最後ゴーディーに襲いかかるが、ここで彼らはターミネーターになってしまった。地下通路を天然ガスで充満させたシュワちゃんのトラップで、彼らは爆発に巻き込まれたのだが、爆発後表れたのは無傷の彼ら。知略をめぐらせ危機を回避させる設定はいいが、肉体能力を現実にはあり得ないレベルにして化け物を描くのはやめて欲しい。A.デイヴィス監督の他映画『チェーン・リアクション』よりかなりましだが、『逃亡者』『沈黙の戦艦』『刑事ニコ/法の死角』より出来はかなり落ちる。

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