ステイ

ステイ(2005/アメリカ)
STAY
評価(お奨め度)★★★★
監督: マーク・フォースター
製作: エリック・コペロフ/トム・ラサリー/アーノン・ミルチャン
製作総指揮: ビル・カラッロ/ガイモン・キャサディ
脚本: デヴィッド・ベニオフ
撮影: ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン: ケヴィン・トンプソン
編集: マット・チェシー
音楽: アッシュ&スペンサー/トム・スコット
出演: ユアン・マクレガー/ナオミ・ワッツ/ライアン・ゴズリング/ケイト・バートン/ボブ・ホスキンス/ジャニーン・ガロファロー/B・D・ウォン/エリザベス・リーサー/エイミー・セダリス

『チョコレート』『ネバーランド』『君のためなら千回でも』M.フォスター監督。彼の監督作としては『007/慰めの報酬』が控えている。
出演は『マルホランド・ドライブ』『21グラム』『ザ・リング』『ザ・リング2』のN.ワッツ。『トレインスポッティング』『リトル・ヴォイス』『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のE.マクレガー。『タイタンズを忘れない』『完全犯罪クラブ』『きみに読む物語』のR.ゴズリング。
精神科医サム(E.マクレガー)はヘンリー(R.ゴズリング)を患者に受け持つことになる。サムには自殺未遂経験のあるライラ(N.ワッツ)という恋人がいる。3日後に自殺するというヘンリーは雹が降ることを予知したりしてミステリアスだ。両親は自分が殺してしまったというヘンリー。
全ては冒頭で見せられる事故に繋がる。タイヤパンクによる事故を起こして、同乗していた両親は既に死亡。瀕死状態のヘンリーを看取っているのがサムとライラであったと映画ラストで判明する。ここにきてようやくどうゆう映画なのかがはっきりした。劇中第三者からかけられる台詞(「あの人死ぬの」等)は、事故現場を取り囲む人々の言葉であったのだ。ヘンリーが目にしているサムやライラ、集まってきた人達を登場人物としたヘンリーの走馬灯のごとき妄想である。よく分からない不思議な世界をサムの目を通して見せられる。不思議な世界はブルックリン橋で横たわるヘンリーがイメージ出来る世界なのだ。自分がこれまで生きてきた人生の情報に目にしているもの、聞こえてくる声が加わったものとなる。自分と恋人の置かれた関係を目の前のサムとライラに見ようとしているのだ。妄想の中の出来事にはそれぞれ意味がある。公式サイトにおいてキーワードを入れることで見ることが出来る。ヘンリーが予想した雹が事故により砕け散ったガラス破片、かがみこんで自分を看取ってくれているサムのズボンはヘンリーの目が視点となっているため、妄想の中でもそのまま裾が短くなっているのだそうだ。絵の中のブルックリン橋の角度も今見えている景色が元になっているし、車事故をおこしたばかりのヘンリーは車を避け、サムには自転車に乗るようにさせている。他にも書いてあったが、そういうことかと思ったのはこれくらい。何度も出てくる少年が幼少時代のヘンリーと同じなのが、妄想の破綻を示しているとか。大学の授業を受ける生徒が双子なのはパレレルワールドであることを示す、等はそれ程の納得感はない。
ヘンリーは恋人へのプロポーズをすることなく命を閉じてしまったが、彼が仲人の役となって見ず知らずだったサムとライラの今後を期待させる。『チョコレート』もそうであったが暗く悲しい映画であっても最後にちょっと希望のようなものを見せてくれる。

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