アポロ13

アポロ13(1995/アメリカ)
APOLLO 13
評価(お奨め度)★★★★★
監督: ロン・ハワード
製作: ブライアン・グレイザー
製作総指揮: トッド・ハロウェル
原作: ジム・ラヴェル/ジェフリー・クルーガー
脚本: ウィリアム・ブロイルズ・Jr/アル・ライナート/ジョン・セイルズ/エリック・ロス
撮影: ディーン・カンディ
プロダクションデザイン: マイケル・コレンブリス
美術: デヴィッド・J・ボンバ/ブルース・アラン・ミラー
衣装デザイン: リタ・ライアック
編集: ダン・ハンリー/マイク・ヒル
キャスティング: ジャネット・ハーシェンソン/ジェーン・ジェンキンス
音楽: ジェームズ・ホーナー
舞台装置: メリディス・ボズウェル
出演: トム・ハンクス/ケヴィン・ベーコン/ゲイリー・シニーズ/ビル・パクストン/エド・ハリス/キャスリーン・クインラン/ローレン・ディーン/クリント・ハワード/トム・ウッド/メアリー・ケイト・シェルハート/エミリー・アン・ロイド/ミコ・ヒューズ/マックス・エリオット・スレイド/ジーン・スピーグル・ハワード/トレイシー・ライナー/デヴィッド・アンドリュース/ミシェル・リトル/クリス・エリス/ジョー・スパーノ/ザンダー・バークレイ/マーク・マクルーア/ベン・マーレイ/グーギー・グレス/ブレット・カレン/ロジャー・コーマン/パトリック・ミックラー/レイ・マッキノン/マックス・グロデンチック/クリスチャン・クレメンソン

R.ハワード監督である。R.ハワード監督作といえば『ラブ IN ニューヨーク』『スプラッシュ』『コクーン』『バックマン家の人々』『バックドラフト』『遥かなる大地へ』『身代金』『エドtv』『グリンチ』『ビューティフル・マインド』『シンデレラマン』『ダ・ヴィンチ・コード』と素晴らしいラインアップである。R.ハワードによるとドラマチックになる。そして本作の題材は実際に起きた絶体絶命とも言えるアポロ13号の月に向かう途中での事故から3人のパイロット、ジム・ラヴェル(T.ハンクス)、ジャック・スワイガート(K.ベーコン)、フレッド・ヘイズ(B.パクストン)を無事地球に帰還させるべく不眠不休で英知を搾り出し、帰還成功に導いたNASAスタッフの話である。感動的になるのは当然であるが、そこは抑えたヒロイズムでわざとらしさを感じさせないのが流石である。原作はアポロ13号船長のジム・ラヴェル。
事故とは酸素タンク攪拌中の爆発である。当然酸素は減るし、燃料電池が電力が低下する。この船では帰還は出来ない。月着陸用の。こんなまず死ぬだろうと思ってしまう事態に上記3人のパイロットはパニクルこともなく、NASAの指示どうりに作業を全うしたなと感心する。何度となく繰り返し訓練され選び抜かれた精鋭であることを実感する。また、NASAで窮地を救おうと不眠不休で事に当たる科学者も凄い。寝ずに頑張ったということよりも船内にある限られたものを駆使して問題を解決して行く頭の良さに圧倒される。パイロットの呼吸により上昇した二酸化炭素除去フィルターを作ってしまうし、限られた電力の中で、コンピューターデータの維持、移管、必要最低限の運転装置を選び抜き消費電力を抑える。寒さや酸素等環境のパイロット生命維持限界での挑戦である。それも失敗は許されない。NASA主席指揮官ジーン・クランツ(E.ハリス)のミッションにそれぞれが応えていく。風疹の疑いでアポロ13に搭乗できなかったケン・マッティングレイ(G.シニーズ)もジム達を救うべく20Aを超えない電気操作を見つけ出すため自分が訓練を行ってきたデモ機に篭って頑張る。大気圏突入に際しパイロット達に操作を順に指示するケンのかっこいいこと。スタッフは見事に応えた。だが、時間差し迫る中生命に関わる指示の判断を行わなければならない指揮官が大切だ。判断を誤れば大問題だし、躊躇する時間もない。それを成し遂げたジーンという人物こそリーダーの鏡と言える。
いよいよ大気圏へという前、指令船から機械船を切り離すのだが、パイロットは切り離した機械船の外壁が吹き飛び内部構造がむき出しになっていたことを確認する。ぞっとしたと同時によくここまで死ななかったという思いだったであろう。彼らが無事帰還できアポロ13号事故は“輝かしい失敗”と言われるようになったことに本当に良かったと言いたい。人間って本当に素晴らしい。

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