風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ(1984/日本)
評価(お奨め度)★★★★★
監督: 宮崎駿
製作: 徳間康快/近藤道生
プロデューサー: 高畑勲
企画: 山下辰巳/奥本篤志/尾形英夫/森江宏
原作: 宮崎駿
脚本: 宮崎駿
撮影: 白神孝治/首藤行朝/清水泰弘/杉浦守
美術監督: 中村光毅
編集: 木田伴子/金子尚樹/酒井正次
音楽: 久石譲
音響監督: 斯波重治
作画監督: 小松原一男
色指定: 保田道世
制作: 原徹/トップクラフト
声の出演: 島本須美/辻村真人/京田尚子/納谷悟朗/永井一郎/宮内幸平/八奈見乗児/矢田稔/吉田理保子/菅谷政子/貴家堂子/坂本千夏/TARAKO/松田洋治/冨永みーな/寺田誠/坪井章子/榊原良子/家弓家正/水鳥鉄夫/中村武己/太田貴子/島田敏/野村信次/鮎原久子/大塚芳忠

『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『ハウルの動く城』の宮崎駿監督作品。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』等海外での評価も高くなりアニメの巨匠となったが、私は『天空の城ラピュタ』等初期の作品が断然いい。宮崎監督作品の中では『ルパン三世 カリオストロの城』に次いで好きな作品である。
この作品のテーマは重い。環境問題と戦争否定の訴えが凝縮されている。自然が破壊された世界を象徴する腐海。人間はそこで息をすることすら出来なくなってしまっている。ナウシカは自然と触れ合いながら自然再生を思い、清らかな水、汚染されていない土壌では腐海に生息する植物も毒を発しないことも独自で突きとめている。一方、片腕を王蟲に食われ義手となったクシャナ(榊原良子)は腐海や王蟲を忌み嫌い、巨神兵を持ってして虫や腐海を焼き払おうとする。それに対してナウシカは身を挺して自然の畏怖の象徴である王蟲を守る。巨神兵など科学の力で自然を押さえ込もうとしてもダメなんだと。ナウシカはついに「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」という伝説の人物と一体化する。感動のヒロインである。このナウシカの声が『ルパン三世 カリオストロの城』のヒロイン・クラリスの声も演じた島本須美でかわいい。あと一人声優で特筆すべきは低音の声が渋いユパさま、納谷悟朗である。セラミックの刃で一瞬に敵の動きを封じてしまう凄腕のじい様ユパはナウシカの一番の理解者である。
巨大化した虫たちのデザインを始め、科学的な乗り物、兵器など、例えばガンシップやコルベットのレトロ感あるデザインは秀逸。これぞ宮崎駿の世界観である。

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