マトリックス リローデッド

マトリックス リローデッド(2003/アメリカ)
THE MATRIX RELOADED
評価(お奨め度)★★★★★
監督: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
製作: ジョエル・シルヴァー
製作総指揮: ブルース・バーマン/グラント・ヒル/アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
脚本: アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
撮影: ビル・ポープ
特撮監修: ジョン・ゲイター
美術: オーウェン・パターソン
衣裳: キム・バレット
編集: ザック・ステーンバーグ
カンフーコレオグラファー: ユエン・ウーピン
音楽: ドン・デイヴィス
出演: キアヌ・リーヴス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィーヴィング/マット・マッコーム/ジェイダ・ピンケット=スミス/モニカ・ベルッチ/ハロルド・ペリノー/ハリー・J・レニックス/ノーナ・M・ゲイ/クレイトン・ワトソン/ジーナ・トレス/ランベール・ウィルソン/エイドリアン・レイメント/ニール・レイメント/アンソニー・ウォン/ランダル・ダク・キム/コリン・チョウ/アンソニー・ザーブ/イアン・ブリス/グロリア・フォスター/ヘルムート・バカイティス

『バウンド』のウォシャウスキー兄弟監督。A.ウォシャウスキー、L.ウォシャウスキー二人今度公開の『スピード・レーサー』が楽しみだ。『マトリックス』の続編で『マトリックス レボリューションズ』へと続く第二部であるが、ラジー賞の監督賞にノミネートされ厳しい評価もある。だが、私はこの2部まではストーリー設定に加えワイヤーアクション共にめちゃめちゃ好きである。ただ、アクションの中でかっこよく見せるためのポージングもいくつかやりすぎを感じるのがあった。
『マトリックス』の世界が何であるのか?コンピュータが創り出した仮想空間の設定を説明してくれている。前作でも登場した預言者(G.フォスター)がエージェント・スミス(H.ウィーヴィング)等と同じコンピュータープログラムであることをはっきりと認識させてくれた。預言者はエージェント・スミスのようなコンピューター防御プログラムではなく、ネオ(K.リーヴス)のようなシステム破壊を目的としたプログラムを誘導するのだ。他にもツインズ(A.レイメント、N.レイメント)やパーセフォニー(M.ベルッチ)等のコンピューター上のキャラクターが面白い。こういったキャラクターの説明は必要なのだ。ただどうしても各キャラクターの説明は増えていく。榎本俊二は「映画でにぎりっ屁!」でキャラクターの説明が多すぎると述べていた。インターネット等コンピューター世界になくてはならないのがキーワード或いはパスワード。メインコンピューター潜入に必要となるパスワードを握るキーメーカー(R.D.キム)も登場するのだ。プログラムという具象化しにくい物質を擬人化する。彼らの衣装、身なりがかっこいいのだ。髪からブーツまで白づくめのツインズとエージェント、モーフィアス(L.フィッシュバーン)とトリニティー(C.アン・モス)を加えたキーメーカーをめぐるフリーウェイでのアクションは最高だった。車から車への飛び移り、トラック上での格闘、バイクの逆走等。彼らの命懸けの迫力に圧倒される。ネオが飛んで来るまでは・・。救世主として覚醒したネオは無敵となった。何でも出来るようになったネオの存在はちょっと面白くない。スーパーマン・ネオは空を自由に飛べるだけでなく、死んでしまったトリニティーをも心臓マッサージにより生き返らせる。飛びぬけた能力で何でもやってしまうのは如何なものか。前作、映像世界に革命をもたらしたブレット・タイムは増殖するエージェント・スミスとの格闘シーンに使われる。画期的な撮影手法はやはり凄いのだが、最後にドアというドアからドヴァッと出たスミス達はちょっとむつごい。ついに人類最後の都市で砦でもあるザイオンを見せてくれたのはいいが、ここでのシーンは間延びした。決起集会でのダンス、ネオとトリニティのラブシーンは必要ないと思う。皆が苦労したにもかかわらずメインコンピューターにダメージを与えることなく、ネブカドネザルも壊され、これからいったいどうしたらいいんだろう。現実世界でも覚醒しつつあるネオ。昏睡状態のネオと頭をつき合わせて横たわる裏切り者。とても気になる。このあたりのビジュアル的演出センスは流石。続編を観てこその映画。

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