ドアーズ

ドアーズ(1991/アメリカ)
THE DOORS
評価(お奨め度)★★★★★
監督: オリヴァー・ストーン
製作: ビル・グレアム/サッシャ・ハラリ/A・キットマン・ホー
製作総指揮: マリオ・カサール/ニコラス・クレイノス/ブライアン・グレイザー
脚本: オリヴァー・ストーン/J・ランダル・ジョンソン
撮影: ロバート・リチャードソン
編集: デヴィッド・ブレナー/ジョー・ハッシング
音楽: ザ・ドアーズ
出演: ヴァル・キルマー/フランク・ホエーリー/ケヴィン・ディロン/メグ・ライアン/カイル・マクラクラン/ビリー・アイドル/デニス・バークレイ/マイケル・マドセン/キャスリーン・クインラン/カリーナ・ロンバード/ジェニファー・ルービン/マイケル・ウィンコット/ミミ・ロジャース/ウェス・ステューディ

巨匠O.ストーン監督。その作品は『プラトーン』『ウォール街』『7月4日に生まれて』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『ニクソン』『エニイ・ギブン・サンデー』『アレキサンダー』『ワールド・トレード・センター』等凄い映画が並ぶ。『JFK』と同年に作られたドアーズのボーカル、ジム・モリソン(V.キルマー)を描いた伝記映画である。既にバンド活動していたキーボードのレイ・マンザレク(K.マクラクラン)はUCLA映画科の学生ジムの詩人としての能力を買っていた。ジムは一目惚れしたパメラ(M.ライアン)を散歩に連れ出し、愛の詩で彼女を酔わせる。そしてジムの詩をロックという音楽にしたドアーズが結成された。♪ハートに火をつけて♪を引っ下げ一気に人気急上昇となったドアーズ他のメンバーはギターのロビー・クリーガー(F.ホエーリー)、ドラムスのジョン・デンスモア(K.ディロン)である。
ロックという表現法がジムのステージを過激にし、愛や平和秩序の裏側にある暗闇や混迷をテーマとしていく。薬物やアルコールによるトラップによる自制の聞かなくなった猥褻で挑発的な行為はカリスマ性を増す一方、大衆からは受け入れられないものとなる。ドラッグで乱れる生活ではSEX描写も欠かせない。ラブ・コメのヒロインとして定着しているM.ライアンもヌードで体当たり演技。そんな行為もどんどんエスカレート。ジムの才能を認めついていくパメラも困惑する行為が続く。カリスマ性の高いアーティストが往々にして辿る薬物による早死にジムも至ってしまう。1971年に27歳で生涯を閉じる。ジムが詩人の女神と称したパメラも彼に最後まで寄り添い、3年後彼を追い自殺したという。自らを表現する手段を擁するアーティストにはいつも羨ましく思うのだが、繊細さ故に、表現テーマに悩み苦悩する彼らは見ていて痛ましい。才能には苦悩が伴うものなのだ。

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