レディ・キラーズ

レディ・キラーズ(2004/アメリカ)
THE LADYKILLERS
評価(お奨め度)★★★★★
監督: イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン
製作: イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン/トム・ジェイコブソン/バリー・ジョセフソン/バリー・ソネンフェルド
脚本: イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン
オリジナル脚本: ウィリアム・ローズ
撮影: ロジャー・ディーキンス
プロダクションデザイン: デニス・ガスナー
音楽: カーター・バーウェル
出演: トム・ハンクス/イルマ・P・ホール/ライアン・ハースト/J・K・シモンズ/ツィ・マー/マーロン・ウェイアンズ/ジョージ・ウォレス/ジェイソン・ウィーヴァー/スティーヴン・ルート/グレッグ・グランバーグ

未来は今ファーゴビッグ・リボウスキのJ.コーエン監督。本作は中でも『バーバー』『ディボース・ショウ』『パリ、ジュテーム』『ノーカントリー』と同様E.コーエンと兄弟で監督にクレジットしている作品である。
『マダムと泥棒』という映画のリメイク。カジノの金庫から現金強奪を企む男達はマンソン夫人(I.P.ホール)邸の地下室を借りる。秘密裏に金庫に繋がるトンネルを掘り、現金を奪おうというもの。インテリ教授(T.ハンクス)は完全犯罪の計画を練る。ガウェイン(M.ウェイアンズ)が潜入、将軍(T.マー)はトンネル堀、パンケイク(J.K.シモンズ)は爆破にとエキスパートが揃う。一方で彼らをどこかお間抜けに描く。教授が教養をひけらかすために語るポエムはたったの一つ。オウムが騙るように何度も繰り返されインチキ臭い。力仕事専門のランプ(R.ハースト)はいかにもお頭が弱い。ここぞという時に腹痛下痢症をもよおすパンケイク。これらコミカルなお間抜けキャラはコーエン兄弟ならではあるが、ヒキツケを起こしたような強引な笑い方の教授に代表されるようにわざとらしい。犯罪を目撃されたマンソン夫人を説得、それがだめなら殺そうとする想定外の出来事からのドタバタも健在。お間抜けさんたちが一人一人命を落としては、ゴミ収集船に死体を放り投げるシーンの繰り返しは面白い。だが、これまでの作品に比べブラック度が少ない。リメイクである本作は大まかなストーリーにおいては予想できる範囲の展開でしかない。コーエン兄弟には制約無く自由に描いて欲しい。
トンネル強盗と言えば、ウディ・アレン監督の『おいしい生活』が思い出される。こちらは銀行の隣の空き家を借りてトンネルを掘る。こちらも思わぬハプニングをコミカルに描いている。

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