天と地と

画像天と地と(1990/日本)
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: 角川春樹
製作: 角川春樹/大橋渡
プロデューサー: 岡田裕
原作: 海音寺潮五郎
脚本: 鎌田敏夫/吉原勲/角川春樹
撮影: 前田米造
美術: 徳田博
編集: 鈴木晄
音楽プロデューサー: 石川光
音楽監督: 小室哲哉
照明: 矢部一男
助監督: 薬師寺光幸
出演: 榎木孝明/津川雅彦/浅野温子/財前直見/野村宏伸/伊藤敏八/浜田晃/成瀬正孝/大林丈史/石田太郎/風祭ゆき/須藤正裕/野崎海太郎/友居達彦/五島拓弥/貞永敏/風間杜夫/伊武雅刀/岸田今日子/大滝秀治/沖田浩之/室田日出男/夏八木勲/渡瀬恒彦

『愛情物語』『キャバレー』『REX 恐竜物語』を監督した事のある角川晴樹。だが、これら原作はまあまあちゃんとした作品だと思うが、なんか各キャラクターが地に足が着いてないというか、バラバラというか、そんな感じがする。今回も原作は海音寺潮五郎の同名小説でそれなりにしっかりした話であり、誰でも知っているような有名な歴史話である。だからちょっと頑張った上に、変に創りこもうとさえしなければそこそこいいものが出来る。なのにまたやってしまっている。宇佐美定行(渡瀬恒彦) は上杉謙信(榎木孝明)の軍師とされることもある人物であるが、今回は裏切りものとして謙信に対峙し、謙信に討ち取られる。川中島、映画の殆どが一番規模の大きな戦いとなった4回目の川中島の戦いを描いて終わる。
この戦いは、妻女山に布陣した上杉軍の裏を掻こうとした武田の動きを察知し、謙信が手薄となった武田本隊を攻めるという戦いである。信玄(津川雅彦)の軍師・山本勘介(夏八木勲)の策が失敗となるも、上杉軍の車懸りの陣に対し、武田軍は鶴翼の陣で、多大な犠牲、典厩信繁(石田太郎)や山本勘助、諸角虎定、初鹿野源五郎の討死の必死の抵抗で守り抜き、分隊していた高坂弾正(沖田浩之)と馬場信春の合流までもたしたという戦。そして謙信と信玄が直接剣を交わしたといわれる。だが決着はまたまた着かなかった。なんとこの映画、この一騎打ちを馬に乗りながらずっと馬上の戦いを続ける。こんなシチュエーションはないだろうと突っ込みを入れたいとこである。やはり、床机に座る信玄が、数度斬りかかる謙信の太刀を軍配で受けるという通説どおりとして欲しかった。武田軍の八重(財前直見)隊って言うのもなんだかねえ。こんな隊は全く必要なし。
上杉軍の軍色・黒と武田軍の軍色・赤のコントラストが綺麗で、八幡原に広がる赤と黒の動きには迫力があった。
写真は川中島古戦場の八幡社鳥居である。

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