タロットカード殺人事件

タロットカード殺人事件(2006/イギリス/アメリカ)
SCOOP
評価(お奨め度)
画像
★★★☆☆
監督: ウディ・アレン
製作: レッティ・アロンソン/ギャレス・ワイリー
製作総指揮: スティーヴン・テネンバウム
脚本: ウディ・アレン
撮影: レミ・アデファラシン
プロダクションデザイン: マリア・ジャーコヴィク
衣装デザイン: ジル・テイラー
編集: アリサ・レプセルター
出演: スカーレット・ヨハンソン/ヒュー・ジャックマン/ウディ・アレン/イアン・マクシェーン/チャールズ・ダンス/ロモーラ・ガライ/フェネラ・ウールガー/ジュリアン・グローヴァー/ヴィクトリア・ハミルトン/ジム・ダンク/ケヴィン・R・マクナリー/アンソニー・ヘッド/ジョン・スタンディング

W.アレン監督作品には、『夫たち、妻たち』『世界中がアイ・ラヴ・ユー』『ギター弾きの恋』『おいしい生活』『スコルピオンの恋まじない』『マッチポイント』等私のお気に入りの作品が多い。そんなW.アレン監督が『マッチポイント』に続いてS.ヨハンソンを主演に作った映画をようやく観る事が出来た。S.ヨハンソンは凄く魅力ある女優で演技も上手い。W.アレンもお気に入りとなったようだ。W.アレンといえばニューヨークが舞台なのだが、今回も『マッチポイント』同様ロンドンを舞台としている。ヒロイン・サンドラ(S.ヨハンソン)がピーター(H.ジャックマン)から宝石をプレゼントされていたのがハイド・パークのベンチ。ハイド・パークには私もロンドンに行った時もちろん散歩したが、ほんとにゆったりした都市型公園でくつろぎの空間だった。ハイド・パークはケンジントン・ガーデンズと隣接しており、二つでめっちゃ広い公園。ケンジントン・ガーデンズの南にロイヤル・アルバート・ホールがある。タロットカード連続殺人の最後の事件はこの辺りで起こる。
サンドラはジャーナリストを夢見る女子大生だが、三日前に死んだ有名ジャーナリスト・ジョー・ストロンベル(I.マクシェーン)の幽霊にタロットカード殺人事件の犯人が英国貴族・ピーターであると教えられる。証拠をつかむ為ピーターに近づくサンドラだが、ハンサムで洗練された紳士ぶりの上、自分を気に入って愛してくれるピーターに次第に気を許してしまう。だが、殺人事件の証拠を掴もうとピーターに近づくために、親子の振りをしてコンビを組んでいる手品師シドは、ピーターが殺人犯である証拠をついに手に入れることになる。気を許してしまっているサンドラを助けようと必死で車を飛ばすシド。だが、サンドラは自力であっさりピーターの魔の手から逃れ、シドの方はあわてた運転により交通事故であっさりと死んでしまう。
この映画には、死神に舟に乗せられ連れて行かれる死後の世界が描かれる。最初はジョーが舟の上でジェーン(F.ウールガー)から、彼女がタロットカード殺人事件の犯人ピーターから毒殺されたと知るシーン。そして最後は、シドが交通事故で死んでしまい、ジョーがそうだったように死神に連れて行かれるシーンである。シドはここでも死人たちに手品を披露しているというのも一つのオチ。こういった死後の空想の世界を無理なく自然に物語に挿入できるのがW.アレンの優れたところと言える。
死神や悪魔、吊るされた男などのカードがあるタロットカードという言葉が使われるだけで独特のミステリー感は生まれる。だが、タロットカードが置かれていたというだけでその内容には全く拘ることなく触れもしなかったのが、期待の分だけ残念だった点。わざわざ、映画館にまで観に行った映画だったが、ここ最近のW.アレン映画の中では評価は低めである。

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