トータル・フィアーズ

トータル・フィアーズ(2002/アメリカ)
THE SUM OF ALL FEARS
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: フィル・アルデン・ロビンソン
製作: メイス・ニューフェルド
製作総指揮: トム・クランシー/ストラットン・レオポルド
原作: トム・クランシー(『恐怖の総和』文春文庫刊)
脚本: ポール・アタナシオ/ダニエル・パイン
撮影: ジョン・リンドレー
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
出演: ベン・アフレック/モーガン・フリーマン/ジェームズ・クロムウェル/リーヴ・シュレイバー/マイケル・バーン/シアラン・ハインズ/アラン・ベイツ/フィリップ・ベイカー・ホール/ブルース・マッギル/ジェイミー・ハロルド/ブリジット・モイナハン/ジョン・ビーズリー/ジョセフ・ソマー

トム・クランシーの“ジャック・ライアン”シリーズは『レッド・オクトーバーを追え!』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』が映画化されている。アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォードに続く三代目のジャック・ライアンにB.アフレックを起用したシリーズ第4弾。監督は『フィールド・オブ・ドリームス』『スニーカーズ』のP.A. ロビンソン。核戦争突入への危機を描くよくあるストーリーながら驚きの点は、本作では核爆弾が実際に爆発するということ。それもアメリカのボルチモアという大都市でである。アメリカ大統領(J.クロムウェル)も乗っていたリムジンが衝撃波・爆風を受けるというあわや死に至るほどの事態。大統領は怪我のみでとりあえずは助かったものの、キャボットCIA長官(M.フリーマン)は被爆により死亡。もちろんボルチモア被害は甚大である。ロシアの攻撃を受けたと報復が報復を生みかねない状況で、ライアンが突き止めたテロリストによる犯行である事がホワイトハウス、クレムリンに理解されるのか。その緊張感が醍醐味である。ジャック・ライアンはタフガイでもアクションヒーローでもない。知識、状況認識力の優れた情報分析官といえる。そういう意味では、初代ライアンであるA.ボールドウィンほどではないが、H.フォードよりはB.アフレックはましかもしれない。H.フォードだけが悪いのではなく彼が前面にでて活躍する演出にも問題はあった。B.アフレックのライアンは多少知的にはなったが、ややチャラ男っぽさが出てしまって不満は残る。ライアンのロシア大統領(C.ハインズ)分析に誤りがあった(実際はライアンの言うとおりだった)という実績があったにせよ、ライアンの言うことに耳を貸そうとせずロシアと核戦争に突入しようとする国防省で大統領とその側近(P.B.ホール)らの行動が信じられない。これもB.アフレックが演じるライアンがチャラ男だからか。
今回はJ.クロムウェルが大統領でM.フリーマンが側近である。『ディープ・インパクト』の逆である。

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