大奥

大奥(2006/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 林徹
製作: 亀山千広/坂上順
企画: 大多亮/清水賢治/中曽根千治
脚本: 浅野妙子
音楽: 石田勝範
主題歌: 倖田來未『運命』
出演: 仲間由紀恵/西島秀俊/井川遥/及川光博/杉田かおる/麻生祐未/中山忍/木村多江/北村一輝/鷲尾真知子/山口香緒里/久保田磨希/浅野ゆう子/松下由樹/柳葉敏郎/藤田まこと/岸谷五朗/高島礼子

TVシリーズ「大奥」の演出で知られる林徹監督が大奥史上最大のスキャンダル“絵島生島事件”をベースに第七代将軍・家継の生母・月光院(井川遥)と第六代将軍・家宣の正室・天英院(高島礼子)それぞれの陣営の対立を描く。大奥総取締役・絵島(仲間由紀恵)が落ちる生島新五郎(西島秀俊)との恋は、月光院を陥れようとする天英院派の陰謀である。絵島が歌舞伎見物に出向いたその日は、宮路(杉田かおる)の仕業による山村座の火事をきっかけに同じように恋が燃え上がる絵島にとって忘れられない一日となるのである。大奥という規律に雁字搦めとなった狭い空間から威勢の良い江戸の町で花火と共に燃え盛った恋物語はまるで『ローマの休日』のアン王女とジョーのロマンスのようで、1日ながら忘れられない恋を描いている。また、陰謀うごめく大奥にあって月光院に忠義を尽くす絵島や絵島に忠義を尽くす小萩(麻生祐未)の姿を美しく描いているのが特徴。
猿楽師の身分から家宣の用人となり大名にまでなった間部詮房(及川光博) は変わり者である。月光院とのスキャンダルもあることから及川光博は妖艶な感じで演じている。家継が幼少で病没し、吉宗が八代将軍に就任することにより政治基盤は失うが大名の地位はそのままに村上藩に左遷させられる。
また本作では、生島は磔死罪となるが、三宅島流罪であったようである。28年後、吉宗により赦免され、江戸に戻り翌年に小網町に78歳で没したようである。死罪とする必要があったかなあと思ってしまう。長野県伊那へ流された絵島と生きながらに離れ離れというのも切なさが表現できたのではないだろうか。それより絵島本人は流罪だが、旗本だった兄・白井平右衛門は切腹の処分を受けたという。

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