踊る大捜査線 THE MOVIE

踊る大捜査線 THE MOVIE(1998/日本)
評価(お奨め度)★★★★
監督: 本広克行
製作: 村上光一/中村敏夫
プロデューサー: 亀山千広/臼井裕詞/堀部徹/安藤親広
企画: 北林由孝/山田良明/河村雄太郎
脚本: 君塚良一
撮影: 藤石修
編集: 松尾浩
音楽: 松本晃彦
助監督: 羽住英一郎
出演: 織田裕二/柳葉敏郎/深津絵里/水野美紀/いかりや長介/ユースケ・サンタマリア/佐戸井けん太/小林すすむ/北村総一朗/小野武彦/斉藤暁/浜田晃/筧利夫/小泉今日子/神山繁/隆大介/川辺久造/大和田伸也/津嘉山正種/大杉漣/遠山俊也/甲本雅裕/星野有香/星川なぎね/児玉多恵子/木村多江

踊る大捜査線のテンポのいい演出が認められ、劇場版第1弾の本作の監督となった本広克行。以後第2弾の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に、スピンアウト・ムービー『交渉人 真下正義』や『サマータイムマシン・ブルース』『UDON』を監督。
ヒーローは熱血刑事・青島俊作(織田裕二)、だが勤め先は湾岸警察署。ふざけているとしか思えない神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)、袴田刑事課課長(小野武彦)らが、公務員色、サラリーマン色を見せ笑わしてくれるが、そんな職場で青島もヒロインのすみれ巡査部長(深津絵里)、雪乃巡査部長(水野美紀)達も影響されてか、ちょっとダメなところを見せる愛すべきキャラクターになっている。警視庁と所轄署のせめぎ合いがテーマになっているが、そんな中で現場の青島と、キャリアとして出世を目指す室井慎次(柳葉敏郎)のそれぞれの道で二人の想いを達成しようとする男の友情も描いていく。
本作では警視庁副総監(神山繁)誘拐が事件なのだが、お偉いさんの誘拐に媚を売るサラリーマン署長、警視達が現場の刑事を認めず、デスクから指示を与える。自分の出世しか頭に無い警察の陰部を面白く描く。そんな本庁のお偉いさんが引っさげるプロファイリングは役に立たず、事件は解決になかなか向かわない。それを突破したのが指示を無視して捜査を続けた和久さん(いかりや長介)に青島だった。そして本庁のプロファイリングを上回ったのが青島達が逮捕した真奈美(小泉今日子)である。拘束服で身動きの取れなくなっている真奈美に青島は犯人像を問いかけ、彼女は言い当てる。猟奇殺人犯として捕まった彼女が犯人像を教えていく様はまさに『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターである。小泉今日子がこの役をやったってとこが大きな目玉。
とはいえ、方や猟奇殺人を捜査している状況で、経費削減を連呼していた神田署長らが領収書を盗み取り騒動を巻き起こすなど、この刑事ドラマは楽しく面白い。

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