フラガール

フラガール(2006/日本)
評価(お奨め度)★★★★
監督: 李相日
製作: 李鳳宇/河合洋/細野義朗
プロデューサー: 石原仁美
企画: 石原仁美
脚本: 李相日/羽原大介
撮影: 山本英夫
美術: 種田陽平
編集: 今井剛
音楽: ジェイク・シマブクロ
照明: 小野晃
録音: 白取貢
出演: 松雪泰子/豊川悦司/蒼井優/山崎静代/池津祥子/徳永えり/三宅弘城/寺島進/志賀勝/大河内浩/菅原大吉/山田明郷/高橋克実/岸部一徳/富司純子

炭鉱に生きる人々が町の再生を目指してレジャー施設“常磐ハワイアンセンター”創設する物語。かたや解雇処分の進む中、新事業に巨額を投じることに抵抗する炭鉱夫家族。一方、石油へのエネルギー代替が進む世情に石炭に見切りをつけ、新事業に賭けようと頑張る者達を描く。常盤炭田が観光事業への転換を図った実話である。地下掘り進む技術を温泉の掘り出しに転換し、福島に常夏ハワイを作り出した発想は面白い。センターの目玉はなんといっても町の人間だけで踊るフラダンスである。このフラダンスに励む女性達、そして彼女達の頑張りに心を動かされる人達を描く。炭鉱夫がストリップを目指す『フル・モンティ』、夫の失業に女性相撲に励む妻達を描いた『恋はハッケヨイ!』、等炭鉱町奮闘物語の日本版といえる。元SKD(松竹歌劇団)のダンサー平山まどか(松雪泰子)、ダンサーを目指す紀美子(蒼井優)達の世話係を演じた岸部一徳が個人的には上手かったと評価している。彼がまどかに対し、最期の別れだと思っていたときに言った言葉「いい女になったな」が心に残る。
2006年日本アカデミー賞作品賞、助演女優賞(蒼井優、富司純子)、監督賞(李相日)、脚本賞(李相日、羽原大介)、話題賞(作品)、同年ブルーリボン賞作品賞、主演女優賞(蒼井優)、助演女優賞(富司純子)を受賞した映画。蒼井優は『ハチミツとクローバー』、富司純子は『犬神家の一族』『寝ずの番』の演技に対してもということで、二人にとって売れに目立った年であったようだ。

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  • 『フラガール』

    Excerpt: よかっぺよ~! いぐね?ひそかに評価の高い「フラガール」をやっと観ることができました。    -Story-昭和40年、炭鉱閉山のピンチに陥った福島県のいわき市。そこで、炭鉱会社は.. Weblog: たーくん'sシネマカフェ racked: 2007-10-12 06:52