サイコ

サイコ(1960/アメリカ)
PSYCHO
評価(お奨め度)★★★★★
監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: アルフレッド・ヒッチコック
原作: ロバート・ブロック
脚本: ジョセフ・ステファノ
撮影: ジョン・L・ラッセル
音楽: バーナード・ハーマン
タイトルデザイン: ソウル・バス
出演: アンソニー・パーキンス/ジャネット・リー/ジョン・ギャヴィン/ヴェラ・マイルズ/マーティン・バルサム/サイモン・オークランド/ジョン・マッキンタイア/ジョン・アンダーソン/パトリシア・ヒッチコック

ガス・ヴァン・サント監督、ヴィンス・ヴォーン、アン・ヘッシュにより同名『サイコ』でリメイクされたが、そのオリジナル。原作はロバート・ブロックの「サイコ」。元になっているのが、アメリカの犯罪史に残るエド・ゲイン。猟奇殺人で名高い彼を描いている映画だということが興味をそそりヒットに繋がったのも間違いない。
『オリエント急行殺人事件』『北海ハイジャック』のA.パーキンスが本作スリラーの元になる異常者ノーマン・ベイツを演じる。A.パーキンスはこの後も『サイコ2』始めこのシリーズにはずっと出演する。『サイコ3/怨霊の囁き』では監督もこなす。このA.パーキンスが異常者でありながら繊細さを併せ持ち、二枚目ゆえの意外さにも貢献している。ホテルを経営するノーマンの部屋には鳥の剥製がいっぱい。そして宿泊客マリオン(J.リー)に食事を振舞っている時、鳥の剥製の前でマリオンに対してノーマンは「鳥みたいに食べるね」と言う。実に気味悪い言葉である。ノーマンに不気味さを感じる瞬間である。そして、J.リーが早々に殺される有名なシャワーシーンとなる。ヌードが厳禁な時に如何に裸に見せるか。ナイフで刺される描写も直接映すことは出来ない。だが、多くのカットでその惨劇を見事にイメージさせ、直接見せるよりもショッキングな出来となっている。
オープニング・ショットも上手い。ワイド・パンの使用によりパンしてホテルの一室へ窓から入っていく。そこはマリオン(J.リー)の情事の場となっていると言う具合。
DVDの特典映像メイキングで語られるが、バスルームのトイレを見せ流す様子まで初めて映した映画だということだ。ヒッチコックはトイレを映すことで観客を不安定にさせ潜在意識に反応すると言うことだった。お決まりの監督の登場は、ショッキングムービーを売りにする映画だけに出演は控えめ。そのシーンも始めの方となっている。マリオンの会社の前にヒッチコックは立っている。

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