ホテル・ルワンダ

ホテル・ルワンダ(2004/イギリス/イタリア/南アフリカ)
HOTEL RWANDA
評価(お奨め度)★★★★
監督: テリー・ジョージ
製作: テリー・ジョージ/A・キットマン・ホー
製作総指揮: ハル・サドフ/マーティン・カッツ
脚本: テリー・ジョージ/ケア・ピアソン
撮影: ロベール・フレース
美術: トニー・バロウ/ジョニー・ブリート
衣装: ルイ・フィリップ
音楽: ルパート・グレグソン=ウィリアムズ/アンドレア・グエラ
出演: ドン・チードル/ソフィー・オコネドー/ホアキン・フェニックス/ニック・ノルティ/デズモンド・デュベ/デヴィッド・オハラ/カーラ・セイモア/ファナ・モコエナ/ハキーム・ケイ=カジーム/トニー・キゴロギ/ジャン・レノ

独立以降ツチ族の支配があったルワンダ。ザイールの隣国である。だが、フツ族の抵抗が増し、クーデターを起こしフツ族の政権が出来る。今度はツチ族の抵抗により内戦が起こるというルアンダ。ツチ族は長身で鼻幅が狭いと言うことだが、映画の中でジャーナリスト・ジャック(J.フェニックス)が語るように見分けはつくものではない。フツ族の大統領が暗殺と思われる事故で死亡したことを発端に対立が再燃、国連が介入するが、政府軍と暴徒化したフツ族により、この年1994年には、ツチ族と穏健派フツ族が100万人にも登ったという。そのような状況の中、ホテル内に1200人の虐殺を逃れ来た人々を匿い、交渉力を駆使して守り抜いたホテルマン、ポール・ルセサバギナ(D.チードル)の実話を映画は描く。ポールはフツ族であるが、ツチ族の妻・タチアナ(S.オコネドー)を持ち、民族差別思想はない。外国資本のミル・コリンにはフツ族民兵達がうかつには手を出せず、国連の警備兵もつけられているというホテルに立て篭もり、諸外国の救援を待つ。虐殺は酷い。ポールが夜陰に紛れ食料調達に行った時に、道を外れでこぼこに填ったと思いきや、それは道に横たわる無数の死体だったと分かるといったおぞましさ。しかし、アフリカの小国に援助のメリットを見出せない国々は救援軍を差し向けてくれない。それでも、諦めないポールは諸国の有力者に直に電話をかけ訴えることを皆に指導する。ようやくVISA発行、虐殺難民受け入れを始めるようになるのだ。
国連として平和維持軍を派遣し、虐殺実態を知りながら援助に向かわない、先進国諸国。イラク関係には積極的に武力介入しながら、北朝鮮やアフリカ諸国への介入には非常に消極的。北朝鮮に関しては核の脅威が出てきたからようやく動きがあるものの、中東のことを考えると動きは全然違う。そのような中、現場で頑張るUKのヘルメットを被る国連平和維持軍、この映画ではオリバー大佐(N.ノルティ)の仕事も大変である。
2005年ヨーロッパ映画賞音楽賞(ルパート・グレグソン=ウィリアムズ、アンドレア・グエラ)を獲得した映画。

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    Excerpt: 先週ブラッドダイヤモンドを見たのですが、一緒に見た人はアフリカで知り合った友人、お互いアフリカには縁があり、赤土の大地、混沌とした町並み、黒い肌の群集 欲望映画を見ながらなんか懐かしさを感じていたと思.. Weblog: 笹塚 リサイクルショップ 気の向くままに・・・生きられたらいいな racked: 2007-09-24 23:52