靴をなくした天使

靴をなくした天使(1992/アメリカ)
HERO 、ACCIDENTAL HERO
評価(お奨め度)★★★★
監督: スティーヴン・フリアーズ
製作: ローラ・ジスキン
製作総指揮: ジョセフ・M・カラッシオロ
脚本: デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
撮影: オリヴァー・ステイプルトン
音楽: ジョージ・フェントン
出演: ダスティン・ホフマン/ジーナ・デイヴィス/アンディ・ガルシア/ジョーン・キューザック/ケヴィン・J・オコナー/スティーヴン・トボロウスキー/スージー・キューザック/ジェームズ・マディオ/トム・アーノルド/チェヴィー・チェイス/モーリー・チェイキン

『ジキル&ハイド』『がんばれ、リアム』のS.フリアーズ監督による映画は、コソ泥のバーニー(D.ホフマン)とホームレスのジョン(A.ガルシア)が2人組んで見せる一人のヒーロー物語。一風変わった心温まるものだ。バーニーは墜落し今にも爆発しそうな飛行機から乗客たちを救い出す。シートに挟まり逃げられない状況から自分を担ぎ出してくれたバーニーは、テレビ・レポーター・ゲイル(G.デイヴィス)にとって命の恩人である。例え救助が悪態をつきながらで、どさくさに紛れてかばんをネコババしようが、片方の靴だけを残して助け去ったバーニーは乗客にとってはシンデレラマンである。また、バーニーは息子ジョーイを愛おしむ父親でもある。ゲイルのテレビ局では賞金100万ドルでシンデレラマンを探す。だが、バーニーはこそ泥の罪で再び投獄され名乗り出ることが出来ない。一方、救助後バーニーから偶然にも片方の靴をもらったジョンは自分が乗客を救い出したヒーローだと名乗り出る。このジョンが実は人のいい奴で慈善行為を行っていくことで皆のヒーローになっていく。だが、偽って名乗り出たという良心の呵責に苦しみ真実を語ろうとする時、バーニーから取引を申し込まれる。息子ジョーイの面倒を見させる代わりに、飛行機乗客を救い出したヒーローの権利を譲るというもの。乗客にとっても大衆にとってもこそ泥がヒーローであるより、ジョンがヒーローであるほうが幸せだ。まさに嘘も方便。嘘をついたジョンが弾劾されなかったのがこの映画の秀逸なところ。

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