茄子 アンダルシアの夏

茄子 アンダルシアの夏(2003/日本)
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: 高坂希太郎
プロデューサー: 丸山正雄
エグゼクティブプロデューサー: 椎名保
原作: 黒田硫黄 『茄子』(月刊アフタヌーンKC講談社刊)
脚本: 高坂希太郎
撮影監督: 白井久男/岸克芳
美術監督: 田中直哉
編集: 瀬山武司
音楽: 本多俊之
エンディングテーマ: 忌野清志郎 『自転車ショー歌』
音響監督: 三間雅文
効果: 倉橋静男
声の出演: 大泉洋/筧利夫/小池栄子/平野稔/緒方愛香/平田広明/坂口芳貞/羽鳥慎一/市川雅敏

有名なツール・ド・フランス。これには実は3つのステージがあり、フランスを一周するツール・ド・フランス以外に、ジロ・デ・イタリア(イタリア一周)とブエルタ・ア・エスパーニャがあるという。本作はスペインを一周するブエルタ・ア・エスパーニャを舞台としたアニメだ。あまり題材とされないスポーツを取り上げたというところは新鮮だ。原作は「映画に毛が3本!」の黒田硫黄。1チーム9人で参加し、個人賞以外にもチーム成績が評価される点が変わっっているところ。チーム内の誰かを勝たすために協力する。抵抗を考慮して一列に並び順繰りで列を循環する戦法等面白い。スポンサー契約を得ることが大変なのだろう、ドーピング発覚の多いスポーツだということを聞いたことがある。主人公のペペ(大泉洋)もレース中にオーナーから首にしろという会話を聞いてしまうシーンがある。地元の利を生かした逃げ切りをやってのけたペペが、わざとらしくパオパオビールを宣伝する。この競技の全体像を初めて知ることが出来た。
タイトルの由来は茄子のあさ塩漬け。ペペの地元アンダルシア地方を代表する食べ物である。茄子を通して描かれる地元人々の温かさを描く。地元からの脱却、飛翔を夢見るペペにホテルの出す名物・茄子の漬物が味深い。その脱却とは、従軍中に自分の彼女カルメン(小池栄子)を兄のアンヘル(筧利夫)に寝取られ、結婚する二人からであった。ハッピーエンドでいいのだろうが、普通こんな三角関係はまともには解決しない。自転車という夢がペペを前向きにしているのだ。

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