シックス・センス

シックス・センス(1999/アメリカ)
THE SIXTH SENSE
評価(お奨め度)★★★★
監督: M・ナイト・シャマラン
製作: フランク・マーシャル/キャスリーン・ケネディ/バリー・メンデル
製作総指揮: サム・マーサー
脚本: M・ナイト・シャマラン
撮影: タク・フジモト
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: ブルース・ウィリス/ハーレイ・ジョエル・オスメント/トニ・コレット/オリヴィア・ウィリアムズ/トレヴァー・モーガン/ドニー・ウォールバーグ/グレン・フィッツジェラルド/ミーシャ・バートン/M・ナイト・シャマラン

こんな賞もあるんだ。1999年放送映画批評家協会賞子役賞、2000年MTVムービー・アワードのブレイクスルー演技賞(男優)をH.J.オスメントが受賞している。その他1999年日本アカデミー賞では外国作品賞も受賞している。もちろん既鑑賞作品だが、TV放映を知り観ようと思った。HDDは便利である。追っかけ再生が出来るのである。今日は豪勢に外食してきたので番組開始には間に合わなかったが、たった今鑑賞終了。
インシュピレーションや勘がいわゆる第六感といわれるが、この映画で言う六番目の感覚は霊を感じることが出来るというもの。それも死んだ時の姿で現れるのだから怖い。誰もが畳の上で安らかに死ねるわけではない。死ぬ時は一瞬で死にたいと思っているが、こういう映画を見ると、一瞬で死ぬことは出来てもきれいな姿でないといかんと考えてしまう。H.J.オスメント君扮するコール少年は死人が見える。それも死人はお互いが見えず、自分が見たいものしか見ていないという。この設定が衝撃のラストのためにとても大事なのである。第六感のために自分が抱える恐怖を母親(T.コレット)や周囲の人に理解してもらえないコール少年。悩むコールを治療するのが精神科医マルコム(B.ウィリス)なのである。愛する妻アンナ(O.ウィリアムズ)とのすれ違いに苦悩するマルコム自体もコールの治療を通して癒されていく。霊が見えるという事実を受け入れ、悩める霊たちと付き合うことを選んだコールは母親にも事実を打ち明けることが出来、救われていく。そしてマルコムも自らが死んでいたということを最後に知らされる。いや、ある意味彼は自らの運命を受け入れるのである。衝撃のラスト、トリックのみが注目されがちなM.N.シャマラン脚本の映画であるが、苦悩をさだめとして受け入れなければ幸せは来ないということが、オスメントとウィリスの抑えた演技によりじわっと伝わってきた。しかし、シャマランは自分のことは分かっていないようである。A.ヒッチコックを敬愛し自ら映画に出演するのはいいが、大した演技力を持たない彼は通行人程度のエキストラレベルの出演に抑えるべきである。今回のドクター役は荷が重い。『アンブレーカブル』『サイン』と続く映画においても彼の演技力の上達は見られていない。最後に非常に残念だったことを一つ。私はラストに至るまでに謎が分かってしまった。T.コレットとB.ウィリスが、向き合っているようないないようなという微妙な角度で椅子に座っているところである。この状態でオスメント君が戻ってくるのであるが、この時の対応に違和感を感じ、この後しばらくして確信に変わった。二人の向き合う角度が不自然であったのだ。ここのところが何とかならなかったのだろうか?

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