PLANET OF THE APES 猿の惑星

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001/アメリカ)
PLANET OF THE APES
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: ティム・バートン
製作: リチャード・D・ザナック
製作総指揮: ラルフ・ウィンター
原作: ピエール・ブール
脚本: ウィリアム・ブロイルズ・Jr/ローレンス・コナー/マーク・ローゼンタール
撮影: フィリップ・ルースロ
SFX: ILM
特殊メイク: リック・ベイカー
音楽: ダニー・エルフマン
出演: マーク・ウォールバーグ/ティム・ロス/ヘレナ・ボナム=カーター/マイケル・クラーク・ダンカン/エステラ・ウォーレン/ポール・ジアマッティ/ケイリー=ヒロユキ・タガワ/デヴィッド・ワーナー/リサ・マリー/エリック・エヴァリ/ルーク・エバール/エヴァン・デクスター・パーク/グレン・シャディックス/クリス・クリストファーソン/チャールトン・ヘストン

『バットマン』『バットマン リターンズ』『シザーハンズ』のT.バートンのちょっとダークなアートセンス健在。惑星の猿居住区、落下した宇宙船のデザイン、エキゾチックな風景、もちろん猿もオリジナルの『猿の惑星』よりかなりリアルで個々の違いがなされている上、中で演じている俳優の顔の特徴を残したナイス・メイクだ。ただ、この映画作りは非常に難しいと思う。というのも、オリジナルはやはりあの衝撃のラストシーン、誰もが認める凄い脚本だった。『猿の惑星』のリメイクならば、最期に驚きの場面が必要だが、オリジナルを見た者にそれが、通用するのだろうか?私にとってこの映画はこの点に関して合格点であった。松本人志は「シネマ坊主」で、猿の惑星=地球という図式をそのままやってはだめでしょうと言っていたが・・。大尉(M.ウォルバーグ)の不時着した惑星における猿と人間の逆転した支配関係は、自分が乗っていた宇宙母船がタイムスリップにより自分より遙か昔に同じ惑星に不時着していたことから、そのクルーと実験用動物として連れてきていたチンパンジー等猿たち子孫の姿なんだとと分かる。ただ、これが衝撃のラストという訳ではない。ウォルバーグ扮する大尉は地球に帰るのであるが、帰ってから目撃する物が猿の作った彫像物である。オリジナルで見た人間の作った自由の女神という彫像物に負けない強烈なインパクトを持たせたのである。オリジナルでは地球の未来にたどり着いたのだが、今作では、猿のセード将軍(T.ロス)が地球に行って人間に取って代わった。過去の文明情報を持つセード達猿はリンカーンの像を猿真似した。『猿の惑星』の主人公チャールストン・ヘストン(今作ではセードの父役)とヒロインであったリンダ・ハリスンの間の関係はもっと意志の絡みがあったように思う。それに比べると大尉(ウォルバーグ)と人間のヒロイン・デイナ(E.ウォーレン)、猿ヒロイン・アリ(H.B.=カーター)演じるとの間は凄くあっさりしていた。でも、私はそういったものを求めていたわけではないのでこれでいいのだが・・。むしろ、四足歩行などにこだわった猿の動き等の演出のこだわりが嬉しい。劇場鑑賞から久しぶりのTV放映での2度目の鑑賞だったが、印象はほとんど変わらなかった。

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