天空の城ラピュタ

画像天空の城ラピュタ(1986/日本)
評価(お奨め度)★★★★★
監督: 宮崎駿
製作: 徳間康快
プロデューサー: 高畑勲
企画: 山下辰巳/尾形英夫
原作: 宮崎駿
脚本: 宮崎駿
撮影: 高橋プロダクション/高橋宏固
特殊効果: 阿部郷/寺岡伸治
美術: 野崎俊郎/山本二三
編集: 瀬山武司/笠原義宏
作詞: 宮崎駿
作曲: 久石譲
音楽: 久石譲
音響監督: 斯波重治
音響効果: E&Mプランニングセンター/佐藤一俊/小野弘典
歌: 井上杏美
原画監督: 金田伊功
作画監督: 丹内司
色指定: 保田道世
制作: 原徹/スタジオジブリ
声の出演: 田中真弓/横沢啓子/初井言榮/寺田農/常田富士男/永井一郎/糸博/鷲尾真知子/神山卓三/安原義人/亀山助清/槐柳二/TARAKO

TV放映で再鑑賞。宮崎駿監督の中では『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』に続いて好きな作品。ジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」をモチーフにしたもので、原作では、空飛ぶ島ラピュータはガリバーが目にする小人の国、巨人の国等の世界の一つで高度な科学技術力で地上の国を搾取し支配する首都であった。スウィフトは人類に役立てない科学の追及に批判的だったという。
宮崎駿も空に浮かぶ伝説の島ラピュタの持つ科学力による支配権力に惑わされる人間の醜さを表現する。伝説のラピュタを求めて政府機関や海賊たちの絡みが絶妙なテンポとなって見習い機械工パズー(田中真弓)とラピュタ王国の末裔のお姫様シータ(横沢啓子)のアドベンチャーを盛り上げる。言い伝えのラピュタを私欲で求める悪役ムスカ(寺田農)もラピュタの末裔。これは『ルパン三世 カリオストロの城』での、財宝を求める悪役カリオストロ伯爵とその野望に翻弄されるクラリスの関係、人物設定と似ている。
ラピュタは反重力作用を持つ飛行石により空に浮かぶことが出来る。この飛行石が洞窟の中に点在し、輝くシーンがある。非常に繊細な輝きを放つ。このシーンで思い出すのが、ニュージーランドに旅行に行った時に訪れたワイトモ鍾乳洞。ツチボタルの放つ光の芸術が堪能出来る。ハエの一種であるツチボタルは幼虫のとき粘着性の糸を垂らし、光を放って餌となる昆虫をおびき寄せる。グローワーム・グロットという川の流れる幻想的な世界は自然が作り出した光の芸術だった。宮崎駿監督もここを訪れたことがあるのでは・・。ツチボタルの光は青白く、光や音に敏感なため、写真を撮ることは出来なかったのが残念だが感動の体験は今も頭の中にある。

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