男はつらいよ 寅次郎の縁談

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 山田洋次
製作: 櫻井洋三
プロデューサー: 丸山富之/島津清
脚本: 山田洋次/朝間義隆
撮影: 高羽哲夫/池谷秀行
美術: 出川三男/横山豊
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
照明: 野田正博
助監督: 阿部勉
出演: 渥美清/松坂慶子/倍賞千恵子/吉岡秀隆/城山美佳子/前田吟/下絛正巳/三崎千恵子/太宰久雄/佐藤蛾次郎/関敬六/島田正吾

第48作目にあたる本作は、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』でのマドンナ・松坂慶子が瀬戸内海の小島・琴島の父親(島田正吾)を頼ってきたマドンナ葉子を演じる。瀬戸内は香川県が舞台であり、瀬戸大橋や金比羅宮、栗林公園、高松祭りあり。
副題は「寅さんの縁談」であるが、縁談じみたものは無いと思われるし、結婚も前提に進んだような話は無かった。また、早い段階で寅さんから恋を諦めた感じ。強いて言えば、満男(吉岡秀隆)が寅さんと葉子の間で仲人のように苦悩していたかな。だが、満男は葉子から「プロポーズは寅さんの口から聞きたい、満男は余計なお節介だ。」と怒られていながら、どうして寅伯父さんをプッシュしないのか。勝手に早々と振られたと決め付けちゃうのは酷い。まだ、充分に脈はあったんだから。そりゃあ、その内寅さんは逃げ出すんだろうけど・・。
今回は御前様は登場しない。前作男はつらいよ 寅次郎の青春を最後に笠智衆が亡くなったため。第1作『男はつらいよ』でマドンナを演じた光本幸子が御前様の娘役で、「父は元気でいます。」とさくらに答えるだけ。あの御前様が出ないのは寂しい。
とらやの前を浜ちゃん(西田敏行)が、どうしようもないサラリーマンとして釣り人姿で登場。この年は『釣りバカ日誌6』が撮影、公開されたのだと寅さんレビューで言っていた。
満男は就職活動が上手くいかず、家出をして瀬戸内の琴島にやってくる。畑を手伝い、漁を手伝い島民のみんなに愛されていた。役に立っていた。結局柴又に帰って就職活動を再開するのだが、サラリーマンという道がほんとにいいのかどうかは考えてしまう。確かに、年金だなんだと考えたら安心ではあるが、働くことの意義は違うところにあると思う。
最後は凧が揚がってお決まりのエンディング。正月縁日でぬいぐるみを売っている寅さんの前に、満男と別れた亜矢ちゃんが新しい彼氏を連れて現れる。もう、彼氏が出来てるわけです。満男には手編みのセーターまでプレゼントして、東京に帰る満男にあれだけ哀しそうだったのに・・。この辺は今どきの若者らしく山田監督は描いている。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 男はつらいよ~寅次郎の縁談~

    Excerpt: 去るべきか、留まるべきか、それが問題だ。 Weblog: RUU-Blog  ~後悔と反省の日々~ racked: 2007-01-17 05:43
  • スズキのフカセ釣り-1

    Excerpt: 黒鯛ねらいであれば落とし込み釣法と言えますが、ターゲットが黒鯛ではないので、ここでは敢えてフカセ釣りと言うことにします。従って、コマセは打たないし、電気浮きも付けません。 Weblog: 黒鯛@黒鯛釣りの穴 racked: 2007-01-19 11:42