男はつらいよ 寅次郎の休日

男はつらいよ 寅次郎の休日(1990/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 山田洋次
製作: 内藤誠
プロデューサー: 島津清
企画: 小林俊一
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次/朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
照明: 青木好文
助監督: 阿部勉
出演: 渥美清/倍賞千恵子/後藤久美子/夏木マリ/寺尾聰/吉岡秀隆/下絛正巳/三崎千恵子/前田吟/宮崎美子/太宰久雄/佐藤蛾次郎/笹野高史/関敬六/笠智衆/小島三児/田中世津子/人見明

第43作はゴクミが登場。『男はつらいよ ぼくの伯父さん』に続く2作目となる。この後もゴクミは『男はつらいよ 寅次郎の告白』『男はつらいよ 寅次郎の青春』『男はつらいよ 寅次郎紅の花』と出演する。満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)の恋模様にウェイトがだいぶ移ってしまっている。寅さんにはもっとメインを張ってもらいたいというのが私の希望である。良き伯父さんというよりもっと自分中心、強いて言うなら、自分の恋愛対象となる女性にのみ目が向いて頑張る寅さんがいい。おいちゃん、おばちゃんの絡みも少なく、存在感が薄いのも残念。若い二人に押しのけられた。
満男は大学へ行くも中途半端な生活、バイク等にフラフラ、友達ともフラフラ。「北の国から」の純くんにだぶる。吉岡秀隆演じると結局こんなになっちゃうという感じがしてきた。さくら夫婦はよく出来た親なのにホント満男は情けない。
泉のお母ちゃん(夏木マリ)は泉のお父ちゃん(寺尾聰)に泉共々捨てられ、傷心。寅さんはもちろんお母ちゃんのことがまんざらでもなく、喜んで旅のお供をする。温泉宿で家族に間違われて浮かれる寅さん。だが、就寝のため別部屋に分かれてから、聞こえてくるお母ちゃんのむせび泣声で寅さんは気付いたのだと思う。自分はまんざらでもなく旅を楽しんでいるが、彼女が不幸に落ち込んでいる今、つけこんではいけないと・・。そこが寅さんのやさしさである。お母ちゃんの経営するスナックに立ち寄り、花束を置いていく。そんな風貌に似合わない心使いが出来るところが寅さんの魅力である。

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