男はつらいよ 幸福の青い鳥

男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 山田洋次
プロデューサー: 島津清/中川滋弘
企画: 小林俊一
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次/朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
助監督: 五十嵐敬司
出演: 渥美清/ 倍賞千恵子/志穂美悦子/長渕剛/有森也実/下絛正巳/三崎千恵子/前田吟/吉岡秀隆/太宰久雄/佐藤蛾次郎/美保純/すまけい/イッセー尾形/関敬六/不破万作/笹野高史/マキノ佐代子/桜井センリ/笠智衆

博・さくら家族と山に分け入り、ようやく見つけた青い鳥のおかげで幸せになれる世界にた どり着くというのが寅さんが見る毎度のオープニング・ドリーム。本作のマドンナ美保(志穂美悦子)に青い鳥が欲しいと言われて、売って歩いている商品の青く塗った小鳥の笛を渡す寅さん。青い鳥は幸せを呼ぶ鳥だということを、美保に言われるまで知らなかったように「結構な鳥がいるもんだ。」と感心していたが、青い鳥の夢を見ていたわけだから、寅さんなりのボケたふりだったのかもしれない。例のごとく、とらやを頼って上京してきた美保を世話する。東京に着た美保は、チンピラに絡まれたところを画家の卵・けんご(長渕剛)に助けられる。熱でふらふらだった美保を家に泊めてから二人は恋仲に・・。けんごはバイトで映画館の看板を書いている。バイトをしながら頑張っているが、絵画コンテストにはまたまた落選。「俺なんて屑なんだ」と落ち込むけんごは、励ます美保に泊まるように、あっちの方も強要してしまう。抵抗した美保に「俺はこの程度の男」と開き直るけんごとは喧嘩別れ。こんなけんごだが、魅力ある若者だ。これは長淵剛の演技によるところが大きかった。映画を離れた私生活でもカップルとなる二人のメモリアル・ムービーだ。今回の喜劇ネタは少ないが、寅さんが、美保の働くラーメン屋の配達をする。その姿はほんと間抜けだ。とらやの団子も配達したことの無い男のそんな姿を見て情けなく憤慨するおばちゃん(三崎千恵子)の気持ちはよく分かる。また、区役所に美保の結婚相手探しに行った寅さん(お連れは源公)が、自分の好みの女性を話し始め、はちゃめちゃとなる。また、美保の結婚相手を探しながら時々頭の中で、その相手が自分自身と交錯する寅さん。その単純な思考パターンには、もうあっぱれ。

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