BROTHER

BROTHER(2000/日本/イギリス)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 北野武
プロデューサー: 森昌行/ジェレミー・トーマス/吉田多喜男/ピーター・ワトソン
脚本: 北野武
撮影: 柳島克己
美術: 磯田典宏
衣装デザイン: 山本耀司
編集: 北野武/太田義則
音楽: 久石譲
照明: 高屋齋
録音: 堀内戦治
助監督: 清水浩
出演: ビートたけし/オマー・エップス/真木蔵人/寺島進/大杉漣/加藤雅也/石橋凌/ジェームズ繁田/渡哲也/ロイヤル・ワトキンス/ロンバルド・ボイヤー/ジェームズ・シゲタ/タティアナ・M・アリ

ヤクザの山本親分(ビートたけし)は、原田(大杉漣)から日本から出て行ってくれ(身代わりを立て死んだことにする)と言われる。兄弟儀を立てて、弟・ケン(真木蔵人)を訪ねてアメリカに渡る。ヤクザの抗争で日本を追われた山本は、アメリカに渡っても、ヤクの売人であったケンらと縄張りを広げるためにヒスパニック、チャイニーズマフィア、更にはイタリアンマフィアと争う。ヤクザにマフィアに血を血で洗うハードバイオレンスである。だが、殺される場面をそれほどリアルに描かず、音だけとしたり、火を吹くマシンガンの明かりだけを描写したりしているところがいい。残虐なシーンをモロに見るのはあまり好きでない。
榎本俊二「映画でにぎりっ屁!」でこの映画のことを評しているが、『BROTHER』に限らず、北野武の映画は登場人物がみんないつ死んでもいいって感じの命知らずだという。この映画のキャラの潔さも任侠ものだからというだけではない、北野映画らしさなのだ。また、外国資本を使っても会話等の間は独特のものを維持しているという。確かに、ハリウッド映画には無いような、静寂、無言の中にこそ語っていることは多い。ただ、この映画は北野映画に見られるあまのじゃく的なところはない。山本を慕う弟分・加藤(寺島進)の潔い男らしさ、人種、民族の壁を越えて黒人デニー(O.エップス)との友情を築くなど、一般受けのするテーマがある。外国人にも受け入れやすい映画であると思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • BROTHER

    Excerpt: 今回も・・・泣けた。 すんません、いつ見てもツボにハマるんです。この映画。誰がなんと言おうとも。 北野作品の中で、いちばん気に入る要素が多い作品かな。 ストーリーはあってないようなも.. Weblog: しーの映画たわごと racked: 2006-11-29 08:51
  • BROTHER (2000)

    Excerpt: BROTHER (2000) 公式サイトはこちら 抗争で日本を追われたヤクザが、腹違いの弟がいるL.A.に移住、そこでイタリアン・マフィアとの抗争に。 長期にわたるアメリカ・ロケを敢行した、ビー.. Weblog: 「碧色の小世界」のブログ racked: 2006-12-02 00:14