男はつらいよ 柴又より愛をこめて

男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985/日本)
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: 山田洋次
製作: 島津清/中川滋弘
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次/朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
助監督: 五十嵐敬司
出演: 渥美清/倍賞千恵子/栗原小巻/川谷拓三/美保純/太宰久雄/中島唱子/田中隆三/佐藤蛾次郎/吉岡秀隆/森本毅郎/松居直美/関敬六/アパッチけん/光石研/人見明/笠智衆

シリーズ36作目。副題は、007シリーズ2作目『007/ロシアより愛をこめて』を受けてのものであろうが、ストーリーにも似通ったところは無いし、007のこの傑作は1963年の映画なのでタイムリーなものとして取り上げたわけでもないと思う。まち子先生(栗原小巻)の訪問にまたまた浮かれる寅おじさんのことをつかまえて、満男(吉岡秀隆)が、 “「I’m very happy」said Tora.From Shibamata With Love”と生意気に茶化す。この台詞を受けての題名だろう。マドンナの栗原小巻は『新・男はつらいよ』にも出ているらしい。今回もマドンナにはふられる。亡くなった親友の旦那(川谷拓三)にプロポーズされたまち子先生は、大方受け入れた上で寅さんに相談する。「身を焦がすような恋の苦しみとか、大声で叫びたいような喜び、胸がちぎれそうな悲しみとかそんな感情は胸に一生鍵をして開けることが無くなってしまう」と。寅さんの気持ちを知らないとはいえ残酷なシーンだ。まち子先生を慕う卒業生(アパッチけん)たちも本作のメインキャラクターとなっている。式根島育ち故の先生と生徒の関係の純朴さがいい。また、あけみ(美保純)と寅さんの口げんかも見所の一つ。「駄目な人妻」「女房も持てない男」との言い合い合戦だ。とらやの人々は基本的に寅さんに遠慮がある。それが無いあけみだけに面白かった。

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