ブラック・ダイヤモンド

ブラック・ダイヤモンド(2003/アメリカ)
原題: CRADLE 2 THE GRAVE
評価(お奨め度)★★☆☆☆
監督: アンジェイ・バートコウィアク
製作: ジョエル・シルヴァー
製作総指揮: レイ・コープランド/ハーブ・ゲインズ
原案: レジー・ロック・バイスウッド
脚本: ジョン・オブライエン/チャニング・ギブソン
撮影: ダリン・オカダ
編集: デレク・ブレシン
音楽: ジョン・フリッゼル/デイモン・“グリース”・ブラックマン 
出演: ジェット・リー/DMX/マーク・ダカスコス/アンソニー・アンダーソン/ガブリエル・ユニオン/トム・アーノルド/ケリー・フー

『DENGEKI 電撃』『ロミオ・マスト・ダイ』のA.バートコウィアク監督。アクションを前面に出そうとしているが、どれもカンフーを用いながらカンフーの良さを出し切れていない。ジャッキー・チェンやブルース・リーの作品(香港映画)を観て勉強して欲しい。ジャッキー・チェンにも言えることであるが、J.リーはアメリカに進出してからいい味が出せていない。彼らの運動能力はカット割することなく魅せることの出来る演技力の一つである。それを生かす脚本作り、カメラワークが必要だ。アクションの中にキャラクターの個性を作り出していくのだ。本作ではどちらかと言うとDMX演じるトニーの方が個性的で人間性がある。確かに娘を持つ点において深みを出し易いと言える。だが、J.リー演じるスーの方も、悪役リン(M.ダカスコス)との間には、昔同僚でありながらリンの裏切りにより仲間を殺されたという因縁があるのだ。だが、J.リーの演技は機械的だ。そしてもちろん、アクション外の演技は決して上手くはない。それは『X-MEN2』等でも悪役を演じていたK.フーにも言えることだ。『X-MEN2』はコミックの世界であり、無機質さが返ってキャラクターに生かされる場合もある。しかし、現実の世界を描く映画では非情な悪であったり、無機質な感情を持つ悪であってもどこか人間味がないと演技は大根に見える。ジャッキーの映画を含め、中国カンフーと黒人ラップの融合、コラボを目指す製作が最近見られるが、上手くいっていないような気がする。

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