天国の本屋~恋火

天国の本屋~恋火(2004/日本)
評価(お奨め度)★★★★
監督: 篠原哲雄
製作: 久松猛朗
原作: 松久淳+田中渉『天国の本屋』(かまくら春秋社刊)、『恋火』(小学館刊)
脚本: 狗飼恭子/篠原哲雄 Shinohara Tetsuo
撮影: 上野彰吾
美術: 小澤秀高
音楽: 松任谷正隆
主題歌: 松任谷由実『永遠が見える日』
照明: 矢部一男
出演: 竹内結子/玉山鉄二/香里奈/新井浩文/大倉孝二/斉藤陽一郎/かとうかずこ/あがた森魚/斉藤歩/鰐淵晴子/根岸季衣/塩見三省/吉田日出子/桜井センリ/香川照之/香川京子/原田芳雄

竹内結子は何度も言うが、かわいいし、綺麗だしとってもいい。『いま、会いにゆきます』『黄泉がえり』では甦る役。この映画では天国に行ってしまった翔子とその姪・香夏子の二役を演じる。どれも、死という境界線を通して行き来する男女のラブ・ファンタジーだ。本作は天国を人間100年生きるものとして、死後残りの100年までの余年を過ごす所としている設定がまず面白い。翔子と現世の滝本(香川照之)は恋人同士だったが、翔子からピアノを奪ったのが、滝本の花火だったことから不幸な関係のまま、翔子の気持ちとは裏腹に滝本は花火師を辞め、生きる意味すら忘れているような生活を送っていた。商店街の花火大会を企画し、伝説の「恋する花火」を復活させようと、この滝本にまた花火を作って欲しいと詰め寄るのが、翔子そっくりの香夏子だというのも面白い。そして、天国にはヤマキ(原田芳雄)が店長を務める本屋がある。その本屋では、現世で生きている人間がバイトしており、ピアニストである健太(玉山鉄二)もバイトする。彼は子供の頃、翔子に憧れていた。翔子のコンサートを聴きに行ってピアニストになったわけだが、ピアニストである自分を見失いかけていた。健太は天国で翔子と出会い、翔子が書きかけのまま残していたピアノ曲「永遠」を完成させていく。天国では翔子がピアノを、現世では滝本が花火を再び始め、人々を感動させるため技術だったと実感するまでの「恋する花火」と「永遠」のコラボレーションが見事だ。美しくロマンチックなシーンを通して、健太と香夏子が出会うのである。花火とクラシック(ピアノ)がマッチすることを知ってしまった。花火大会ではピアノ曲を聴きながら観てみたい。

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