エミリー・ローズ

エミリー・ローズ(2005/アメリカ)
原題: THE EXORCISM OF EMILY ROSE
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: スコット・デリクソン
製作: ポール・ハリス・ボードマン/ボー・フリン/ゲイリー・ルチェッシ/トム・ローゼンバーグ/トリップ・ヴィンソン
脚本: ポール・ハリス・ボードマン/スコット・デリクソン
撮影: トム・スターン
音楽: クリストファー・ヤング
出演: ローラ・リニー/トム・ウィルキンソン/キャンベル・スコット/ジェニファー・カーペンター/コルム・フィオール/ジョシュア・クローズ/ケン・ウェルシュ/ダンカン・フレイザー/JR・ボーン/メアリー・ベス・ハート/ヘンリー・ツェーニー/ショーレ・アグダシュルー

脚本は『ルール2』でもコンビを組んでいたP.H.ボードマンとS.デリクソン。ドイツでの実話をもとに悪魔憑きを映画にした。ともすれば、『エクソシスト』などのようなホラーになりそうな題材だが(観るまでそうだと思っていた。)、むしろcourtムービー色の強い映画だ。悪魔に憑かれたエミリー(J.カーペンター)を精神病とする医者の処方薬服用を中止し、悪魔祓いを行った。だが、その甲斐なくエミリーは死んでしまう。悪魔祓いを行ったムーア神父(T.ウィルキンソン)は過失致死罪で起訴される。エリン弁護士(L.リニー)の活躍により事実上の無罪となる。裁判に悪魔の存在を持ち出し問いかけるという異例の弁護には驚かされる。ただ、ムーア神父は起訴されるべき人物であるとは思えない。最初は医者による治療を受けさせようとしていたのだ。どうしても起訴されるというならエミリーの父母も同罪だろう。この映画を見ていて思ったのが、本人が悪魔憑きだと信じてしまえば、科学的な医療も効かないだろうということである。薬にはプラセボ効果があるように、その逆もありだ。効かないと思えば体はそのように反応する。エミリーに必要だったのは悪魔が取り払われたと信じ込ませることだったと思う。嘘でも悪魔が去って行ったんだとする演技だ。エリン弁護士が裁判中に感じた悪魔の存在も信じかけた時に体が応えた結果だったのだろう。

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この記事へのコメント

P子
2006年04月02日 23:00
お久しぶりです。お元気ですか?

テレビの予告編で「エミリー・ローズ」を見たときには
完全にホラーだと思いこんでいました。でも実際は違うみたいですね。実話に基づいているということにかなり惹かれています。私の好きなジャンルではないのですが、思い切って見てみようかなあと思っています。
YG-AKIRA
2006年04月05日 00:41
『エミリー・ローズ』は裁判色が強い映画ではありますが、恐いことは恐い。勇気を持って観てもらいたい気持ちですが、P子さんにとってこの恐さがどうなのか。もし、観られた時には感想を聞かせてください。

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