男はつらいよ/寅次郎春の夢
男はつらいよ/寅次郎春の夢(1979/日本)
評価(お奨め度)★★★★☆
監督: 山田洋次
製作: 島津清
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次/朝間義隆/栗山富夫/レナード・シュレイダー
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
助監督: 五十嵐敬司
出演: 渥美清/ハーブ・エデルマン/倍賞千恵子/林寛子/ 下絛正巳/三崎千恵子/太宰久雄/佐藤蛾次郎/前田吟/笠智衆/香川京子
シリーズ24作目。寅さんの外人版としてマイコ(H.エデルマン)を登場させたのは面白い。さくらに恋をして失恋していく、喧嘩っ早い、でもやさしい。まさしく寅さんである。マイケルという名もネイティブの発音ではマイコと聞こえるため、最後までマイコさんと呼びかける寅さん一家はもちろん英会話なんて出来ないわけだから、英語の先生を用意、旦那をなくした母(香川京子)、娘(林寛子)がとらやと関わり、香川京子がマドンナとなるのは必然だ。この辺りの設定は誰でも考えることだろうが、性格、キャラクターの絡み等細かな部分に上手さを感じる。恋愛事情に日米習慣を対比させ進めていく。マイコはひろしがさくらに愛情を表現しているところを目にしないので、愛していないと勘違いしてさくらに恋心を抱く。さくらにキスをしようとするし、I love youと告白する。当然実らぬ恋だから、Impossibleと断られ失恋する。マイコはアメリカからビタミン剤を売りに来た営業マンだが、日本では結局売れずじまいだった。ひょっとしてこの後寅さんが売ってやるのかなあと思っていたのだが、さすがに薬をテキヤで叩き売るのはまずいわなあと安易な想像に反省である。
評価(お奨め度)★★★★☆
監督: 山田洋次
製作: 島津清
原作: 山田洋次
脚本: 山田洋次/朝間義隆/栗山富夫/レナード・シュレイダー
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川三男
編集: 石井巌
音楽: 山本直純
助監督: 五十嵐敬司
出演: 渥美清/ハーブ・エデルマン/倍賞千恵子/林寛子/ 下絛正巳/三崎千恵子/太宰久雄/佐藤蛾次郎/前田吟/笠智衆/香川京子
シリーズ24作目。寅さんの外人版としてマイコ(H.エデルマン)を登場させたのは面白い。さくらに恋をして失恋していく、喧嘩っ早い、でもやさしい。まさしく寅さんである。マイケルという名もネイティブの発音ではマイコと聞こえるため、最後までマイコさんと呼びかける寅さん一家はもちろん英会話なんて出来ないわけだから、英語の先生を用意、旦那をなくした母(香川京子)、娘(林寛子)がとらやと関わり、香川京子がマドンナとなるのは必然だ。この辺りの設定は誰でも考えることだろうが、性格、キャラクターの絡み等細かな部分に上手さを感じる。恋愛事情に日米習慣を対比させ進めていく。マイコはひろしがさくらに愛情を表現しているところを目にしないので、愛していないと勘違いしてさくらに恋心を抱く。さくらにキスをしようとするし、I love youと告白する。当然実らぬ恋だから、Impossibleと断られ失恋する。マイコはアメリカからビタミン剤を売りに来た営業マンだが、日本では結局売れずじまいだった。ひょっとしてこの後寅さんが売ってやるのかなあと思っていたのだが、さすがに薬をテキヤで叩き売るのはまずいわなあと安易な想像に反省である。
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