シネマの箱

アクセスカウンタ

zoom RSS 鬼平犯科帳

<<   作成日時 : 2010/07/30 22:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像鬼平犯科帳(1995/日本)
評価(お奨め度)★★★☆☆
監督: 小野田嘉幹
製作: 村上光一/櫻井洋三
プロデューサー: 佐生哲雄/能村庸一/松下千秋/武田功
企画: 市川久夫/重村一/堀口寿一
原作: 池波正太郎「鬼平犯科帳」
脚色: 野上龍雄
撮影: 伊佐山巌
美術: 西岡善信/倉橋利韶
編集: 園井弘一
音楽: 津島利章
助監督: 酒井信行/林稔充
歌: ジプシーキングス
衣装デザイン: 松竹衣裳
録音: 中路豊隆
スクリプター: 野崎八重子
スチール: 金田正
照明: 中島利男
出演: 中村吉右衛門/多岐川裕美/高橋悦史/神山繁/尾美としのり/勝野洋/蟹江敬三/綿引勝彦/藤巻潤/江戸家猫八/梶芽衣子/世良公則/石橋蓮司/東根作寿英/峰岸徹/本田博太郎/藤田まこと/岩下志麻/平泉成/中村歌昇/道場六三郎

凶悪な賊を取り締まるのはもちろんのこと、中途半端な温情なく、情け容赦ない手荒なやり口で鬼の平蔵と呼ばれる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(中村吉右衛門)こそが本作の魅力である。荒れる世の中甘いこと言っててどうなろうものぞ。自分がやらねば誰がやるという徹底ぶりが気持ちいいのである。鬼を装う平蔵が温厚な人間であることは、平蔵の妻・久栄(多岐川裕美)や娘の清(久我陽子)はもちろんのこと、与力(高橋悦史、神山繁)や同心(勝野洋、尾美としのり)、そして、おまさ(梶芽衣子)、小房の粂八(蟹江敬三)、大滝の五郎蔵(綿引勝彦)、相模の彦十(江戸家猫八)等味のある密偵達の忠節心とその慕われる様から十分見て取れる。そんな鬼平犯科帳の劇場版にはスケールの大きな捕り物を期待する。ならば、盗賊側にはでっかい、或いはしつこいお務めをこなしてもらわないとヒーローの鬼平が際立たぬ。上方で有名な盗賊・狐火・文吉(遠藤憲一)が江戸にやって来て、まずは皆殺しという残虐な強盗を働く。凄みのあるとは、何も残虐なおつとめをして欲しいといっているのではない。特に今回登場の文吉は本物の二代目・勇五郎(世良公則)ではなく、にせ狐火だった。人を殺めないというポリシーを持つ勇五郎と鬼平の対決に期待したが、盗賊を働くことなく、昔恋仲だったおまさを連れて帰ってしまう。それもこれまで上方での盗賊の罪と引き替えに、鬼兵に切り落とされた手の傷が祟ったのだろうか、三ヶ月ぐらい経って死んでしまったという。結局、にせ狐火の後ろ盾、大親分とも言える、大阪一帯を牛耳る大盗賊・白子の菊右衛門(藤田まこと)が進出を目論み江戸に送り込んだ盗賊達も大して盗賊の凄味もなく終わっていく。そもそも菊右衛門も江戸の大頭目・荒神のお豊(岩下志麻)様子見窺いが必要という有様。その頭目・お豊の真の目的は、昔に訳ありの仲だった鬼平に受け入れてもらえなかった恨みと嫉妬だった。女の個人的な感情が盗賊行為へと突き動かしていた。そして女の恨みは鬼平の息子・辰蔵(東根作寿英)の誘惑へと向かう。菊右衛門が手をこまねいて鬼平が長を務める盗賊改の家族にまで手を掛けたり、鬼平に対し直接刺客を差し向けたりした。だが、逆に鬼平によりバッサリ。腕に自信があろうとも悪者なんだから人質なり取って利用すればいいのに。密偵の働きもあり盗賊達は総御用。お豊も鬼平の手によって御用となる。隙を見て短刀を持ち出すお豊に対し、鬼平何かをささやき、尋常に縄につかせた。何を言ったんだろう。鬼平の文句が気になって調べたところ、「親もいらねば、あるじもいらぬ。お前さえいればそれでいい」と言っているようである。うーん、そんなとこかというセリフ。言われて悪い気はしないセリフだが、特にお豊との間だけに成り立つセリフではない。とにかく鬼平、剣でも負けず、昔いい仲だった女にもビシっとキメた。一方で、天ぷら作って売ってる屋台の親父役でちょこっと道場六三郎が出演している小ネタ付の映画。鬼の平蔵、原作は「真田太平記」の池波正太郎である。池波正太郎が「真田太平記」の取材で長く滞在していたのが上田市で、上田城を観に旅行した際、上田市にある池波正太郎真田太平記館に行った。「鬼平犯科帳」の他、「剣客商売」、「仕掛人」等作品資料や自筆原稿を見ることが出来た。歴史時代劇ものの魅力あり。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
鬼平犯科帳 シネマの箱/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる